むかちん歴史日記360 ランチタイムに教えたい歴史上の暴君たち⑤ 朝鮮史上前例のない暴君~燕山君
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は、ランチタイムに教えたい歴史上の暴君たちの第5弾!!!
朝鮮王朝史上、前例のない暴君として知られている
燕山君(1476-1506)
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://m.yxlady.com/Culture/201509/242609_2.shtml
◆燕山君は1476年に朝鮮王朝第9代国王成宗の長男として誕生します。
生母は尹氏で、この尹氏が非常に嫉妬深い人物であり、ヒ素を隠し持って後宮を殺害しようとしたり、成宗の顔に傷をつけたことにより、成宗の生母である仁粋大妃の怒りを買い、1482年、王命によって死薬の刑に処され、亡くなります。
その関係もあって、仁粋大妃は燕山君には度を越してつらく当たり、貞顕王后の産んだ後の中宗とは対照的な対応をとります。
こうした環境で育ったため、燕山君は頑固で独断的な性格になってしまい、
成宗も仁粋大妃もよくは思っていませんでしたが、1483年に王太子となります。
即位から時がたつにつれて悪行が目立ち始めて、
3度の粛正事件を引き起こしています。
また多数の妓生を連れて、遊興にうつつを抜かして、注意する臣下には、いさめる臣下たちに対して残酷な刑罰を下しました。
こうした暴挙が臣下の怒りを買い、彼らの離反をまねきます。
1506年に宮廷クーデターが発生し、燕山君は江華島に配流、燕山君の一族は斬首刑、女性は奴婢にされました。
配流から2か月後、燕山君は満30歳で亡くなります。
後継には成宗の次男で燕山君の異母弟である中宗が即位します。
むかちん