むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記518 古代ヨーロッパ世界⑧ 古代ローマ~伝説のローマ誕生

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日から舞台をギリシアから古代ローマに移します!!

 

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参照元 https://www.skygate.co.jp/sa_city/oversea/hr_k528_fe

 

◆伝説上のローマ

ローマ建国神話によると、小アジアのトルコ西岸に位置するトロヤという都市は周辺の覇権をギリシアを争っていました。

しかし、トロヤはギリシア軍に攻め入れられ、トロヤの木馬の作戦で壊滅します。

 

そのとき落ち延びたのが、トロヤの将軍アエネイスで、彼はイタリア半島中部のティベル川が流れる地域のラティヌスという王が治める国にたどり着きます。

 

そこで王に気に入られたアエネイスは王の娘をめとり、その子どもが王位を継ぎます。

ちなみに「ラテン」の語源は、このラティヌス王にちなんで、その周辺地域を「ラティウム」と呼んだことから始まっています。

 

ここから時は経ち、王位継承争いが勃発。

王の一人娘が子どもを産む前に叔父が王位を奪い、王の娘を子どもを産まないまま巫女にしてしまいます。

 

しかし、そんな娘に天にいた軍神マルスが一目ぼれし、二人の間に双子が誕生します。

これに怒った叔父は双子を川へ流してしまうのです。

 

双子の赤ん坊はティベル川を下り、海に行く前に枝にひっかかって、一匹のメスのオオカミに拾いあげられます。

 

参照元 http://www.uraken.net/rekishi/reki-eu09.html

 

このオオカミは双子を近くの丘へ連れていき、自らの乳をのませました。

やがて、一人の羊飼いがそれを見つけて引き取り、彼らをロムルスとレムスと名付けました。

 

彼らは成長すると、すぐに若者のボスとなり、その成長を見た羊飼いは彼らに出生の秘密を明かします。

 

叔父への復讐を決意した二人は3000人の若者を引き連れて、叔父のいる国へ舞い戻り、そして王である叔父を倒します。

しかしその国家の王位を引き継ぐことなく、新たな国を建国します。

その場所がオオカミに育てられた七つの丘のある場所でした。

 

建国の最中、ロムルスとレムスは兄弟げんかとなり、レムスは死んでしまいます。

そこでロムルスは丘で、いけにえを捧げる儀式を行い、自らの名にちなんで「ローマ」という国を建国するのです。

 

紀元前753年、わずか3000人の民とともに、ロムルスは初代王となって、ローマは産声をあげました。

 

むかちん