むかちん歴史日記194 世界中を熱くする音楽を生み出した偉人シリーズ④ 誰もが魅了された美声~カレン・カーペンター
新宿から歴史を発信!!!むかちんです( ^ω^ )
今日は、世界中を熱くする音楽を生み出した偉人シリーズの第4弾!
ジョン・レノンやポール・マッカートニーも絶賛した美声
カレン・カーペンター(1950-1983)
を紹介します(≧▽≦)
◆カレンは1950年にアメリカ合衆国、コネチカット州に生まれます(≧▽≦)
兄のリチャードが高校時代に音楽の才能を開花させると、その影響を受けて、
カレンも10代半ばからドラムを叩き始めます。
カレンはそれまでにサックスやフルートをやって挫折していたので、周囲は半信半疑でその様子を見ていたのですが、
カレンはドラムに熱中し、瞬く間に上達しました。
さらにボーカルとしてのトレーニングも受けるようになると、
トレーナーから天性の素質を認められるほどになります。
1969年に兄とのデュオ、カーペンターズでデビューアルバム『Offering』を発表。
翌年の『Closed to you』でカーペンターズは大躍進を果たします。
リチャードの音楽的な才能により生み出される独特なオーケストレーションと
カレンの美しい歌声が多くの聴衆をひきつけました。
カーペンターズは1970年代を通じて、ヒット曲の常連となっていきます。
1973年リリースのアルバム『ナウ・アンド・ゼン』には日本とイギリスで最大のヒット曲となった『Yesterday once more』やセサミストリートの挿入歌に使われた『Sing』などが収録されていました。
カーペンターズにとって初となるベスト・アルバムは "The Singles: 1969-1973" と題され、アメリカとイギリスでアルバムチャートのトップに立ちました。
特にイギリスではトータル17週にわたり首位を獲得するスマッシュヒットで
70年代で最も売れたアルバムの一つとなりました。
このアルバムはアメリカでは2008年までに700万枚売り上げるという根強い人気を誇りました。
1973年には代表曲となる『Top of the World』をリリースし、
2枚目となる全米1位シングルとなります。
一方で、カレンは幼少期から自らの体型を過度に気にするところがあり、
実際、比較的ぽっちゃりもしていたので、ダイエットに励むのだが、
これが長年にわたる摂食障害を招くことになります。
彼女の体重の上下は心臓に負担をかける結果となり、
1983年、カレンは急性心不全で他界します。32歳でした。
カレンの死によって、拒食症、過食症が世間に認知されるようになり、
有名人のカミングアウトもあって、相談する患者が増えたそうです。
むかちん