むかちん歴史日記175 偉大な世界の経営者シリーズ⑤ イケア創業者~イングヴァル・カンプラード
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は偉大な世界の経営者シリーズの第5弾ということで、
イケア創業者
イングヴァル・カンプラード(1926-2018)
を紹介します(*^▽^*)
◆イングヴァル・カンプラードは1926年にスウェーデンで生まれ、
アグナリッドという小さな村のエルムタリッドという小さな農場で育ちます。
この村の名前と農場の名前はのちのイケアという名前の起源のひとつとなり、
IKEAのIK=彼のイニシャル、E=エルムタリッド、A=アグナリッド
から来ています。
彼は幼少期からビジネスの才覚を発揮し、マッチを安く大量の買って、少し利益をつけて売るマッチ売りを皮切りに、森で収穫した果実、クリスマスカードなど、
様々なものを売るようになります♪
こうして、1943年、17歳でイケアを設立します。
創業して間もないころは他の企業と同様に、新聞に公告を載せて行う通信販売のスタイルをとっていたが、
激しい低価格競争に悩んだため、違う方法をとるようになります。
カンプラードは、展示場を設けて、高品質の品物に実際に触れてもらい、
商品カタログを配るという手法を用いて、当時としてはこれが画期的であったため、話題を集めます。
その5年後には初の店舗をスウェーデンでオープンさせ、店舗と通信販売の両輪を扱うようになります。
彼の成功は、彼の才覚によるものもありますが、理念が会社に根付いていたということが大きいようです。
イケアの理念は「優れたデザインと機能性を兼ねそなえたホームファニッシング製品を幅広く取りそろえ、より多くの方々にご購入いただけるようできる限り手ごろな価格でご提供すること」であり、
これを従業員で実践していった結果が現在なのです。
彼は非常にマスコミ戦略にも長けていて、質素な社長のイメージを作って世に送り出していました(実はかなり豪華な暮らしをしていたのですが・・)。
そのカンプラードも2018年亡くなります。91歳でした。
◆名言
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問題は大衆が何を求めているのかをどのようにして見極めるのか、それにどう応えるのが最良なのか、ということだ。私の答えは、常に普通の人たちのそばにいろ、ということだ。というのも、もともと私自身がその普通の人だからだ。
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むかちん