むかちん歴史日記174 偉大な世界の経営者シリーズ④ 巨大化粧品会社を作り上げた~メアリー・ケイ・アッシュ
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)
今日は偉大な世界の経営者シリーズ、第4弾として、
巨大化粧品企業を作り上げた
メアリー・ケイ・アッシュ(1918-2001)
を紹介します(*^▽^*)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Kay_Ash
父親が病気であったため、母親が1日14時間レストランで働いて、アッシュを育てました。
”You can do it, Mary Kay. You can do it!"
あなたはできるわ、メアリー、あなたになら!
いつも母親にこういわれて、彼女は育ちました。
17歳で結婚し、3人の子供を授かったアッシュは家計を支えるため、
百科事典の訪問販売を行います。
彼女は素晴らしい営業能力を開花させ、家族を養うのに十分になりますが
友人たちからいらないものを売りつけられたと言われてしまった経験から
もっと役に立つものを販売しようと考えるようになります。
1939年に家庭用品を取り扱うStanly Home Productsで働き始めます。
主婦たちにデモンストレーションを行い、商品の販売を行いました。
彼女はトップセールスになっていきました。
◆しかし、彼女がいくら頑張っても、自分より成績が劣る男性社員のほうが出世し、多くの報酬を受け取っていたという男性社会にうんざりしていました。
25年、訪問販売の企業に身を置きましたが、退職を決意します。
彼女は自らで会社を立ち上げることを決意します。
2番目の夫とともに会社を設立し、これが
マルハナバチをマスコットにするMary Kay Cosmeticsの前身となります。
9人の販売員でスタートしましたが、
創業1年目で20万ドルの売り上げという驚異の結果を残し
その後2年で100万ドルの売り上げの企業へと成長します。
アッシュは
成績の良い販売員にはインセンティブを与えるという戦略を取り入れます。年間売上げトップの販売員に、ピンク色のキャデラック、マルハナバチの形をしたダイヤモンドのピンなどをプレゼントしました。
・自分がして欲しいと思うことを他人にもすること。
・人生で一番大事なものは神であり、その次が家庭、仕事は3番目。
・称賛と励ましがすべての人を成功に導くこと。
これらがアッシュが大事にした3つの主義でした。
Mary Kay Cosmeticsはその後も成長を続け、2000年には売上高12億ドル、37か国、85万人以上のコンサルタントが働く、アメリカでも有数の巨大化粧品会社となりました。
彼女自身は1987年に一線を退き、
2001年にダラスで亡くなります。83歳でした。
◆名言
ーーーーーーーー
誰でも高く評価されたいと思っている。だから誰かを称賛するなら隠しちゃだめよ。
ーーーーーーーー
自分に限界をつくってはいけない。多くの人が自分のできることに限界をつくっているわ。あなたの心ができると思う限り前進できるの。忘れないで、あなたが信じることは、成し遂げることができるのよ。
ーーーーーーーー
夢や願望を抱いているだけでは山は動かせない。失敗のリスクをあえて負う信念が必要です。
ーーーーーーーー
ほとんどの人は自分の音楽を奏でることなく人生を終えるのです。あえて試みようともせずに。
ーーーーーーーー
誠実さはあらゆる成功の礎です。誠実さがなければ、物事を遂行するための信用も能力も存在しえないでしょう。
ーーーーーーーー
アイデアそのものには、二束三文の価値しかない。しかしそれを実行しようとする人には、無限の価値がある。
ーーーーーーーー
人は成功に向かってつまずく。
ーーーーーーーー
どんなに忙しくても、相手に自分は尊重されているんだと感じさせるようにしなければいけません。
ーーーーーーーー
どんなに小さな批判も、ほめ言葉というパンの間にはさみ込むものよ。
ーーーーーーーー
リーダーのスピードが、部下のスピードになる。
ーーーーーーーー
溶け込みたいと思ってはいけない。導きたいと願うのです。
ーーーーーーーー
誰もピンとこない偉大な思想よりも、やる気を起こさせる平凡な考え方のほうが、受け入れられるもの。
ーーーーーーーー
強く望み、代償もいとわないならば、この世界であなたの望むものは何でも手にすることができる。
ーーーーーーーー
前進するために必要なものを自分に与えなさい。常にね。
ーーーーーーーー
世間の批判のリスクをあえて負うのです。
ーーーーーーーー
よい目標とは激しい運動のようなもの。あなたの成長を促進してくれるでしょう。
ーーーーーーーー
むかちん