むかちん歴史日記230 秋といえばグルメ!もいいけどファッション🍁ファッションの巨匠たち⑤ ロレックス創業者〜ハンス・ウィルスドルフ
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*´∀`*)
今日は秋といえばグルメ!もいいけどファッション🍁ファッションの巨匠たちシリーズの第5弾!!!
高級時計、ロレックスの創業者
ハンス・ウィルスドルフ(1881-1960)
を紹介します!!!
http://www.inlifeweb.com/reports/report_6408.html
◆ハンス・ウィルスドルフは1881年にドイツ、バイエルンで誕生します♬
ウィルスドルフは12才で孤児となり、19歳の頃にスイスの貿易会社「ラ・ショー・ド・フォン」に入社します。
時計の知識、および輸出の知識をそこで学んで知見を広げていき、
また彼のセンスの高さから同社において、重要なポジションを任されていくようになりました。
ここでウィルスドルフが気づいたのは、時計を作らなくても輸出すれば、
商売が成り立つということにいたり、彼は24歳の時に、ロレックスの前身となる「ウィルスドルフ&デイビス社」をロンドンに創業します。
まず、ウィルスドルフは懐中時計が主流の時代に腕時計に目をつけ、
エグラー社というムーヴメントを製造している会社から資本金の5倍の金額のムーヴメントを買い付け、時計を流通させます⏰
ムーヴメントというのは、車でいうエンジンのような部分で、時計が稼働するためにはコアとなる部分です(〃^∇^)o_彡☆
ただし、ウィルスドルフは単純にムーヴメントを買い付けるだけに止まらず
エグラー社に対して技術提供、改良点の指摘を行っていくことにより、
エグラー社のムーヴメントの精度は飛躍的に向上、
1910年には公式精度検定で「Class 1」を獲得し、その4年後には最難関と言われるキュー天文台での時計の性能検定において「Aクラス」を獲得します。
これによって、エグラー社は世界的に認められる企業となり、
この立役者こそがウィルスドルフでした😲
これによってウィルスドルフ&デイビス社も発展を遂げていきます。
1914年第一次世界大戦が勃発。
1915年、この「ウィルスドルフ」という社名がドイツの社名であったことから
イギリスへの輸出への影響を懸念したウィルスドルフは社名を時計の文字盤にも刻印しやすい「ロレックス」へと変更します。
ここからもウィルスドルフはさらに時計の改良を重ね、
ロレックスの三大発明と呼ばれる改良を遂げます。
1つ目は腕時計用の防水ケース「オイスターケース」。
2つ目はローターの自動巻きを実現した「パーペチュアル」。
3つ目が文字盤の3時付近にある小窓で日付を表示する機能「デイトジャスト」。
当時としてはどれもが初めての機能で、
ロレックスが腕時計の王者となる所以でした。
何よりロレックスの強みは自社製造によって発展したのではなく、
広告流通によって、企業を発展させてきたことでした。
それはこのウィルスドルフの経営手腕によるところが大きかったのです。
そして1960年、ウィルスドルフが亡くなります。
むかちん