むかちん歴史日記329 ハワイの歴史にまつわる人々の物語④ ハワイ王国最後の国王にして、唯一の女王~リリウオカラニ
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日はハワイの歴史にまつわる人々の物語の第4弾!!!
ハワイ王国最後の国王にして、唯一の女王でもある
リリウオカラニ(1838-1917)
を紹介します(*^▽^*)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%8B
◆リリウオカラニは1838年、ホノルルのカラカウア家に誕生します。
4歳のときに「首長指定学校」と名付けられたローヤルスクールに入学して、他のホノルルの王族とともに、英語や音楽を学びます(≧▽≦)
1877年、兄のカラカウアが国王となり、
1887年には、ヴィクトリア女王の在位50周年式典に兄の名代として、王妃にとともにイギリスへ渡航します。
この機に共和制派のクーデターによって、カラカウアは王の権限を制限する新憲法に署名せざるをえない状況に陥ります。
1891年、カラカウアが渡米先で亡くなると、リリウオカラニが女王として即位し、
共和制派と対立を深めます。
共和制派はアメリカのスティーブン公使の要請により、兵士が宮殿を包囲し、王政廃止と臨時政府樹立の宣言をします。
列強の幾分かがこの臨時政府を承認していくなかで、不快感を示したのは日本で、軍艦を送るなどして、王政維持を支持します。
米国政府もまた、共和政は不法という認定を行い、スティーブン公使を更迭します。
1894年には臨時政府がサンフォード・ドールを大統領として、共和国の独立宣言を行います。
王政派は反乱を繰り返しますが、ついにはリリウオカラニも逮捕され、反乱を起こして捕らえられた200人の命と引き換えに王政廃止に署名をさせられます。
これによってハワイ王国は滅亡します。
リリウオカラニは旧女王としてハワイ人の敬愛を受けながら、1917年、79歳で死去します。
むかちん