むかちん歴史日記327 ハワイの歴史にまつわる人々の物語シリーズ② ハワイを独立国と認めたアメリカ大統領~ジョン・タイラー
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日はハワイの歴史にまつわる人々の物語シリーズの第2弾!
ハワイを独立国家として認めた大統領
ジョン・タイラー(1790-1862)
を紹介します(*^▽^*)
◆ジョン・タイラーは1790年にアメリカ・ヴァージニア州で誕生します。
タイラーは幼いころから地域の指導層になれるようにと、上流階級の教育を受けて育ちました。
タイラーはウイリアム・アンド・メアリ大学を17歳で卒業し、法律を学んで弁護士になります。
そして父親に習って、政界入りを果たし、ヴァージニア州下院議員を皮切りに、連邦下院議員、ヴァージニア州知事、連邦上院議員を歴任します。
1840年の大統領選ではウィリアム・ハリソンとともに副大統領候補として選挙戦を戦いました。
この大統領選の1か月後になんとウィリアム・ハリソン大統領が亡くなり、タイラーが大統領職を引き継ぐことになります。
支援してくれた所属のホイッグ党の政策には従わず、独断専行したため、党を除名されますが、これにより彼は「政党を持たざる男」として知られるようになります。
タイラーはテキサスの併合が一番大きな功績とされます。
また1845年にはフロリダを州に昇格させます。
1842年、ハワイのカメハメハ大3世のハワイの独立国としての承認を欧米各国に依頼を受けて、タイラーはハワイを独立国として承認します。
これを皮切りに英仏両国も承認するのです。
大統領の辞職後は1861年にアメリカ連合国臨時議会に参加したあと南部連邦の下院議員に選出されますが、就任前に気管支炎で死去します。
71歳でした。
むかちん