むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記379 2010年代に映画化された原作作家たち④ 2013年公開『華麗なるギャッツビー』より~F・スコット・フィッツジェラルド

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

今日は2010年代に映画化された原作作家たちの第4弾!!!

2013年公開『華麗なるギャッツビー』原作者で、20世紀アメリカを代表する文学者である

F・スコット・フィッツジェラルド(1896-1940)
を紹介します(*^▽^*)


f:id:ooemaru:20190422100928j:plain

参照元 
https://ja.wikipedia.org/wiki/F%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89


F・スコット・フィッツジェラルドは1896年、ミネソタ州に誕生します。

カトリックを信仰するアイルランド系の家庭に生まれ、父は彼が生まれる前に一度事業に失敗して破産していたものの、母が実業家の娘であったため、裕福ではないにしても、生活に困らない水準で暮らしていました。

1913年にプリンストン大学へ進学し、ここで終生の友人で、のちに自身の編集者にもなるエドマンド・ウィルソンと出会います。

フィッツジェラルドは大学で演劇の脚本を書いたりしていましたが、アカデミックな雰囲気には居心地の悪さを感じており、1915年には単位不足と病気療養のため、一時休学、1917年にはアメリカの第一次大戦への参戦に伴って、大学を中退し、陸軍へ入隊します。

予備将校訓練学校での訓練中に『ロマンティック・エゴイスト』の執筆を開始、
大手出版社を持ち込むものの、出版は認められませんでした。

1918年に第一次大戦終結し、フィッツジェラルドは除隊となり、改めて『ロマンティック・エゴイスト』の推敲に集中して、1920年に『楽園のこちら側』と改題されて出版されると、ベストセラーとなります。

1920年代は彼にとって最盛期とも言える時期で
1925年には彼の代表作ともいえる作品『グレート・ギャッツビー』を刊行。

発表当時は批評家の受けはよかったものの、その重厚なストーリーは若者にはなかなか受け入れられず、
名作と誰もが認められるようになったのは彼の死後、10年以上が経過してからでした。

1930年のは妻が統合失調症となり入院、
フィッツジェラルドは金銭を稼がなくてはなりませんが、アメリカでは彼は過去の人となりつつありました。

アルコールに溺れるようになり、
ハリウッドでシナリオライターをしながらも、愛人に養ってもらう生活を送っていました。

1940年、心臓麻痺で死去。44歳でした。


◆『華麗なるギャッツビー』

あらすじ
ーーーーーーーーーーー
宮殿のような豪邸に暮らす、謎めいた男がいる。彼の名は、ジェイ・ギャツビー。
どこから来たのか?どうやって大富豪になったのか?仕事は何をしているのか?いったい何のために、毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか?誰一人その答えを知らない。

「真実を話そう」と、ギャツビーは隣人のニックに、自らの生い立ちを打ち明ける。

裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮しを送った。戦争では数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身……。出来すぎた話に、「彼は何かを隠している」と直感するニック。

やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていく。

ギャツビーがこの街にやって来た、本当の目的は?果たして、彼が人生のすべてをかけたとは――?

参照元 
https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=3904/

ーーーーーーーーーーーーーー
レオナルド・ディカプリオ主演で2013年に公開され、大ヒットした映画です。

ストーリーもさることながら、その衣装の豪華さなども目を引く作品に仕上がっています。

f:id:ooemaru:20190422104145j:plain
参照元 
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK21022_R20C13A6000000/