むかちん歴史日記462 近現代の偉大な経済学者② 「最高の経済学者」と謳われた巨頭~レオン・ワルラス
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は近現代の偉大な経済学者シリーズの第二弾!!!
最高の経済学者と謳われた巨頭
レオン・ワルラス(1834-1910)
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://cruel.org/econthought/profiles/walras.html
エコール・ポリテクニークを受験しますが失敗し、パリ国立高等鉱業学校に入学しますが、この学校の実学志向の強さを嫌って、文学に傾倒していき、二年留年して、中退しました。
その後は父の説得を受け入れて、経済学研究を始め、経済雑誌記者、鉄道会社の事務員等職を転々とします。
ローザンヌで開かれた租税会議の論文コンクールに応募し、4位に入りました。
この租税会議の影響で、36歳のときにスイスに完成したローザンヌ・アカデミー(のちのローザンヌ大学)の新設に際して、募集された経済学教授の採用試験に応募し、採用されます。
彼の経済学の理論として特徴的なものは数学を経済学に導入したことです。
そのため、長きにわたり難解な理論としてなかなか理解されなかったのですが、
徐々にその理解は広がっていくことになります。
彼の経済学はその後の数理経済学に多大なる影響を与えました。
そしてワルラスは1874年から1877年にかけて『純粋経済学要論』を著し、これが彼の最大の著作となりました。
この著作によって、彼は一般均衡理論の父とされます。
(※一般均衡理論=変動する現実をある一時点でせき止め、与件を固定化し、競争を徹底的に行うと、社会全体がこれ以上変化しない均衡状態に至るとした理論。
参照元 知恵蔵)
1892年、彼は研究職を退き、死の直前の1909年には最初の著作以来、研究50周年を祝われました。
そして1910年、モントレー近くで死去します。享年75歳。
むかちん