むかちん歴史日記456 20世紀の世界に影響を与えた指導者① ソヴィエト連邦初代指導者~ウラジミール・レーニン
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は20世紀の世界に影響を与えた指導者シリーズの第一弾!!!
ソヴィエト連邦初代指導者
ウラジミール・レーニン(1870-1924)
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://meigen.keiziban-jp.com/reeninn
◆ウラジミール・レーニンは1870年にロシアの中上流階級の家庭で誕生します。
レーニンを含む兄弟姉妹5名全員はのちに革命家の道へと進んでいきます。
レーニンは幼いころから神童と言われました。
しかし、幼いころ合いに不幸が起こり、彼の兄がロシア皇帝アレクサンドル3世暗殺計画に関与していたとして絞首刑に処されます。
このころから根本には反政府思想が根付いていたと思われ
彼は大学時代にカール・マルクスの著作に触れて、傾倒していくことはこの反政府思想の大きな原動力となりました。そして学生運動に参加していくようになります。
暴動行為に加わったとして、所属していたカザン大学から退学処分を受けますが、1891年には学外学生としてサンクトペテルブルク大学の試験をうけ、なんと全科目で満点を取ります。
特例として大学の終了証明書が与えられ、弁護士の資格を得ます。
1893年にはサンクトペテルブルクに移り、
ペテルブルク労働者階級解放闘争同盟を結成、マルクス主義運動の要となっていきます。
1897年、レーニンは革命的活動にかかわった罪で逮捕され、シベリア送りとなります(翌年、帰国)。
1898年、彼はロシアで最初のマルクス主義政党である「ロシア社会民主労働党」に参画します。
しかしレーニンはユーリ・マルトフとの間で思想的にも、指導権争いという意味でも対立が起こります。
そして1903年の党大会以降、マルトフ率いるメンシェビキと、レーニン率いるボリシェビキに分裂するのです。
そしてレーニンは、プロレタリアートによって支えられた社会主義国家を理想として、ロシアを変えることを決め、革命の準備に入ります。
1905年の血の日曜日事件を皮切りにして、ロシア第一革命開始。
1914年に勃発した第一次世界大戦では、交戦国はいずれも帝国主義国家で支持すべきではない立場を取ります。
第一次世界大戦のほとんどの期間をスイスで過ごしたレーニンでしたが、
1917年にロシアへ戻ります。
そして「十月革命」を指導します。
この革命によって二月革命でロシア最後の皇帝、ニコライ1世が退位して建設されたメンシェビキが中心のロシア臨時政府が打倒され、レーニンは勝利を収めるのです。
そしてついにレーニンは権力を獲得し、事実上の独裁者となりました。
そこからボリシェビキを中心とした赤軍と元皇帝軍や貴族主義者、反社会主義者などからなる白軍との間でロシア内戦が勃発していきます。
そしてロシア内戦が終了すると、レーニン率いるボリシェビキは1922年にソヴィエト連邦を設立するのです。
国家の最高指導者となったレーニンは疲弊した国民と経済を救うため、一部自由市場を導入した「ネップ(新経済政策)」を打ち出します。
しかし、レーニンはソ連が建国して間もない1924年に脳卒中によって死去します。53歳でした。
むかちん