むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん 歴史日記45 マハトマ・ガンディー〜インド独立の父〜

むかちんです(*^▽^*)

今日はインド独立の父、「マハトマ・ガンディー」を紹介します(((o(*゚▽゚*)o)))

 

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参照元 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC

 

★略歴★

1869年生まれ

1893年南アフリカで弁護士を開業

1914年第一次世界大戦

1919年アムリットサル事件

1941年第二次世界大戦

1945年日本降伏により終戦

1947年暗殺される

 

 

ガンディーは世界史の教科書で必ずでてくるような超有名人ですよね♪

ガンディーのマハトマ、正確には「マハートマー」というのはインドの詩聖タゴールから送られた尊称で、「偉大なる魂」という意味です★

 

インドでは彼の誕生日の10/2は国民の休日になっています☆

 

彼は弁護士であったが、南アフリカ公民権運動に参加後、帰国して、

イギリスからの独立運動を指揮しますが、

ゲリラ戦などを仕掛けるわけではなく、

「非暴力・不服従」を掲げて、平和的に独立運動を展開するのです★

こうしたガンディーの動きに影響を受けたのが、

アメリカのキング牧師チベットダライ・ラマ14世です。

 

◆彼の運動の原点は南アフリカで受けた強烈な人種差別です。

当時イギリス領の南アフリカは、白人優位主義で、有色人種は列車で乗車拒否されるなど屈辱的な経験を受けてきました。

平和な日本で生きている僕らには考えられないことで、

僕らでいうなら、東京駅や新宿駅で人種によって、Suica通せないぜ!みたいな感じですよね♪

 

ガンディーの戦いはこうした人種差別から始まっているわけです。

 

◆1914年、第一次大戦が始まると、

イギリスはインドの協力を求めて、将来の自治を約束、それに基づきガンディーもインド人がイギリスの兵として協力するよう促すわけですが、

イギリスが勝利して、終戦後も一向に自治を認める動きにはなりませんでした。

 

またインド国内にはイギリスと対立していたドイツからの支援を受けていた者もいたため、

これを抑えるためのローラット法が成立、かなり強圧的な法律であったため、反発した非武装市民が抵抗したところをインド政府の兵が無差別に殺害するという

アムリットサル事件が1919年に起こりました。

 

ガンディーはこれを機に、イギリスに協力してもインドの独立は不可能、という結論に達するのです。

 

◆ガンディーはインド国民会議に加入し、独立運動を展開します♪

彼はイギリス製品の不買運動を展開して、インド国産品のみを使うのです。

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参照元 

https://gigazine.net/news/20070105_13photo/

 

糸車を使っているガンディーの写真です。

またイギリスの塩税に抗議した「塩の行進」も有名です。

 

◆第二次大戦に入り、日本がイギリス軍などをかなり追い詰めると、

インドに対して、連邦内の自治を認める発言をしてきた。

ただし、ガンディーはこの魂胆を見破っていたため、一切拒否、

「Quit India」、要はインドから出て行け、と言って投獄されました。

 

◆戦後、新たに独立運動が巻き起こった。

イギリスは戦勝国になっていたとはいえ、壮絶な戦争のあとで、

国力もかなり疲弊しており、インドを統治できる状況にもはやなかったのです。

1947年ネルー大統領が独立を宣言します。

 

◆インドからパキスタンが独立する前後、インドでは宗教暴動が吹き荒れました。

ヒンドゥーイスラムの融合を図っていたガンディーはヒンドゥー原理主義者からするとムスリムに譲りすぎているという印象を与え、ついには暗殺されてしまいます。

 

ただ、撃たれた瞬間、額に手を当てました。

これは「あなたを許す」という意味です。

ガンディーは最後の最後まで、寛大で平和的な融和、解決を願っていたのです。

 

 

◆名言

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握り拳と握手はできない

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あなたの夢は何か、あなたの目的はなにか、

それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるであろう。

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明日死ぬかのように生きよ。

永遠に生きるかように学べ。

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人間はその人の思考の産物にすぎない。

人は思っているとおりになる。

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他人に変わって欲しければ、

自ら率先して、変化の原動力となるべきだ。

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むかちん