むかちん歴史日記47 池田勇人〜所得倍増計画を進めた首相〜
むかちんです(((o(*゚▽゚*)o)))
今日は、日本の高度経済成長の礎を作った首相、
池田勇人元首相を紹介します(*^▽^*)
https://www.jiji.com/jc/d4?p=gaf928-jlp00720268&d=d4_int
★略歴★
1899年広島生まれ
1925年大蔵省入省
1947年大蔵省事務次官
1949年衆議院議員初当選♪
1960年池田内閣発足
1965年死去
◆池田勇人元総理は京都帝国大学卒、元大蔵省事務次官も務めたエリートで
衆議院議員当選1回で吉田茂内閣の蔵相に就任するなど、政治家としてはかなり早いスピードで駆け上がっていきました♪
鳩山一郎内閣では冷や飯を食わされるものの、
次の石橋湛山内閣では、蔵相復帰、次の岸内閣でも蔵相に就任します★
◆エリートが故に非常に失言が目立つ方でもありました。
「貧乏人は麦を食え」
これは当時の池田蔵相が言ったことを新聞記者がより苛烈に表現したものですね♪
これは国会で大問題になった発言です。
ただ、このストレートさを逆手にとって、
テレビ討論を初めて利用したのもこの池田総理です★
「私はウソを申しません」
はこの池田の性格を逆手にとって使ったもので、
流行語にもなりました(*^▽^*)
◆池田内閣のキャッチコピーは「低姿勢」「寛容と忍耐」。
前政権である岸信介政権が安保改定の強行を行い、
自民党のイメージがダウンしているところで、
野党は解散を要求している状況。
池田に必要だったのはメディア対策でした。
池田は総理就任の際も終始笑顔で、ソフトで低姿勢なイメージを
世間に与え続けたのです。
◆池田が打ち出したのが
「所得倍増」である。
最初は国民も懐疑的であったが、
池田の自信ある姿と一生懸命さに国民が反応し、
池田ブームが巻き起こったと言われています。
池田がうまくいった要因は、
憲法改正を棚上げして、経済に専念したことが大きい。
岸の場合、そこに没入したので、社会党とのイデオロギー対立が鮮明だったが
経済に専念すると、社会党の出る幕をなくしてしまったのです。
そしてこの所得倍増計画による経済への専念が
高度経済成長の礎を作りました。
これはわずか4年でGNPを2倍増にまで押し上げたのです。
こうして、経済大国日本の根幹が作られていったのです。
◆池田の名言
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国の為になるなら、電信柱にすら頭を下げるつもりで総裁になったのだ
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むかちん