むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記162 日本の政治家を巡るシリーズ② 権力闘争を争った総理大臣〜大平正芳

新宿から歴史を発信!!むかちんです(*´∀`*)

今日は、三角大福中で争い、総理在任中に倒れた総理

 

大平正芳(1910–1980)

 

を紹介します(〃^∇^)o_彡☆

 

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参照元

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B9%B3%E6%AD%A3%E8%8A%B3

 

大平正芳は大蔵官僚時代に池田勇人からの誘いで政界入りします。

池田が宏池会を発足すると、大平は真っ先に宏池会に参加しますヽ(・∀・)人(・∀・)ノ

 

官房長官通産大臣、大蔵大臣などを歴任。

1971年には前尾繁三郎に代わって、宏池会会長に就任。

ポスト佐藤のリーダーとして事実上、名乗りをあげる格好となりました。

 

大平は福田と総裁選を争い、予備選で現職の福田に勝利、福田が本選を辞退する形で、1978年、大平が総理大臣に就任します。

 

大平政権は政権基盤があまり強くなく、田中角栄の影響が強かったことから

「角影政権」と呼ばれました。

 

大平の発言で衆院選過半数割れに追い込まれると、

大平の責任を問う声が上がるが、大平は総裁の地位にとどまり、自民党は事実上の分裂状態に陥ります。

 

1980年、社会党が半ばパフォーマンスのつもりで出した内閣不信任案に自民党の反主流派が欠席したことから可決され、これがいわゆる「ハプニング解散」という事態になります。

 

しかし、大平は選挙中に倒れ、そのまま回復することなく、総理在任中にこの世を去ります。

この選挙は弔い選挙的な意味合いが非常に強まり、自民党は勝利を収めます。

 

現行憲法下で、現職の総理が在任中に亡くなるのは大平と小渕恵三の2名がいます。

 

◆名言

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「私の世代に完成することがなくとも、私は次の世代が力強く引き継いでくれることを信じている」

 

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「一瞬が意味のある時もあるが、10年が何の意味も持たない時がある。歴史とはまことに奇妙なものだ」

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むかちん