むかちん歴史日記114 ロシア連邦共和国初代大統領〜ボリス・エリツィン
新宿から歴史を発信!!むかちんです(*´∀`*)
今日はロシア連邦の初代大統領、
ボリス・エリツィン(1931-2007)
を紹介しますヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
◆エリツィンはゴルバチョフ政権下のペレストロイカ期にモスクワ市第一書記となり、
改革派の最も急進的な存在でした。
それ故に、ゴルバチョフが進めたペレストロイカは緩慢であると公然と批判し、第一書記を解任されます。
ペレストロイカが進展し、ソ連を構成する共和国の分離が問題になると保守派が巻き返しを図ってきます。
これを機にエリツィンはソ連共産党を離党し、ロシア共和国の直接選挙によって、
ロシア共和国大統領に選出されます。
1991年8月、ソ連共産党の保守派のクーデターが起こると、エリツィンはこれを鎮圧、
ゴルバチョフに迫って、ソ連共産党を解体させ、さらにロシア、ソ連、ベラルーシの三国で独立国家共同体(CIS)を創設し、ソ連の解体を実現しました。
◆エリツィンはロシア共和国をロシア連邦に改称、資本主義化を急速に進めていきます( ´ ▽ ` )
価格自由化、金融改革などで急速にインフレが進み、国民生活は逼迫、官僚たちが甘い汁を吸うなどの事態も横行したため、エリツィン改革への不満が高まり、各地で紛争が起こりました。
エリツィンはこれを強硬に武力で弾圧し、世界から非難を受けることとなります。
彼はその後、健康不安により、後継者をプーチンに指名し、ロシア大統領を退任します。
むかちん