むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記131 お笑い・アーティストシリーズ② 江戸時代の滑稽本の作者~十返舎一九

新宿から歴史を発信!!!むかちんです♪♫

きょうもお笑い・アーティストシリーズと題して、歴史上の人物を紹介します(≧▽≦)

 

今日はお笑いの滑稽本などを書いて、庶民に笑いをもたらした

 

十返舎一九(1765-1831)

 

を紹介します(*‘∀‘)

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E8%BF%94%E8%88%8E%E4%B8%80%E4%B9%9D

 

十返舎一九は1765年に駿河国(現在の静岡県)に誕生します。

江戸へ出て武家奉公をしたのち、大坂で浄瑠璃作者となりました。

その後、東京に戻り、黄表紙(絵本の一種)を描き、毎年20部前後の新作を描きました。一九は絵心もあったので、挿絵なども自分で描いていました。

 

1802年で出版した『東海道中膝栗毛』がスマッシュヒット!!

一躍人気作家になります。

これは滑稽本というジャンルで、江戸時代の東海道旅行の実情などを書いているものですが、単純な紀行文ではなく、失敗談や庶民の生活がまざまざと描かれている点が庶民に受けて、大人気となりました。

 

このヒットの裏には、当時の社会の変化もあり、このころは寺子屋が広がっていたので、識字率の向上があり、それもこの作品をヒットに押し上げた一要因でした。

 

その後、続編も描き、取材旅行にも出かけますが

目を患い、67歳で生涯を閉じます。

 

むかちん