むかちん歴史日記155 世界の文豪をめぐる旅行シリーズ⑤ スペイン語圏初の世界的文学者~セルバンテス
新宿から歴史を発信!!むかちんです(≧▽≦)
今日は世界を文豪をめぐる旅行シリーズ、第5弾!!
ということで、スペイン語圏文学の第一人者
セルバンテス(1547-1616)
を紹介します(≧▽≦)
http://history-univ.sakura.ne.jp/literature/earlymodern/europe/miguel_de_cervantes.html
◆セルバンテスは1547年にスペイン、マドリード近郊の街で誕生しました。
少年時代から読書好きであったものの、父親の仕事がうまくいっていなかったため、各地を転々としており、まともな教育を受けることができなませんでした。
1571年のレパントの海戦にスペイン軍の一員として参加し、左腕を被弾、自由を失ったのちもチュニス侵攻などに参加します。
しかし本国へ帰還中に海賊に襲われ、途方もない身代金により、アルジェで5年間の捕虜生活を送ります。
さらに1585年父親が他界、残りの姉や妹など6人の面倒をみないといけなくなったことから、とても生活が逼迫します。
スペインの無敵艦隊の食糧調達係としても働きますが、アルマダの海戦で無敵艦隊が壊滅したことによって、職を失います。
その後なんとか徴税吏の仕事に就くのですが、税金を預けておいた銀行が破綻して、
負債として追徴金まで背負わされることとなり、払いきれずに投獄されます。
1605年『ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ』が刊行され、大ヒットします。
この作品はイギリスのシェークスピアも読んでいたといわれ、
あとの時代の文豪ではディケンズやドストエフスキーらも影響を受けたといわれます。
またスペインを代表する大文化人であり、
彼の名を冠した賞や施設も数多く存在します。
◆名言
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忘恩は慢心の落とし子である
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好機は、それが去ってしまうまで気づかれないものだ
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どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。運命というのは、災難が起きれば、必ず一方の扉を開いて、救いの道を残してくれている
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己の運を生かす方法を知らぬ者は、運が去ってしまっても、不平を口にする資格はない
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おのれを知ることに全力を捧げよ。それこそが、この世でもっとも困難な課題だ
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人生は山あり、谷ありである。しかし、山だの谷だのと思って、うろたえていたのは、結局は自分がちっぽけで、翻弄されていただけの話ではなかったか
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我々が第一に戦わねばならぬ厄介な敵は、我々の内部にある
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この世でいちばんの気違い沙汰は、誰に殺されるってわけでもないのに、悲しいからってだけで理由もなく死にたがることですよ
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心の中で感謝するだけなら、本当の感謝ではない。自分は行動の中で感謝を示そう
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生命のあるかぎり、希望はあるものだ
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一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ
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むかちん