むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記112 ルネサンス文化の先駆者〜ダンテ

新宿から歴史を発信!!むかちんです♬

今日はルネサンスの先駆者

 

ダンテ(1265-1321)

 

を紹介します(〃^∇^)o_彡☆

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参照元 

https://imagenavi.jp/search/detail.asp?id=51509034

 

◆ダンテの生い立ちについては確たる記録が乏しいため、定かとなっているものは少ないです。

ただ、彼は「ベアトリーチェ」という女性を大変愛したそうなのですが、結ばれず、

しかし、彼女が24歳の若さでこの世を去ったことに衝撃を受けて、

生前の彼女のことを唄った詩をまとめた『新生』を著します。

また、彼の傑作『神曲』の中にも彼女は登場します。

 

◆このダンテは「ルネサンス」の先駆者と言われています。

多くの方は「ルネサンス」という単語は聞いたことがあっても、

それが意味することをあまり認識ないかもしれませんが、

ルネサンスというのはヨーロッパで始まった古典の復興で

ギリシア、ローマ文化の復興を指しています。

 

ではその時代の「ルネサンス」にはどんな意義があったかというと、

当時のヨーロッパは歴史的にゲルマン民族が侵入し、

それによって始まった封建社会や神を絶対視し、人間は罪深いものとするローマ教皇の思想が支配している中世を「暗黒時代」とみなしていたため、

 

ルネサンスはそこからの解放を目指す運動という捉え方があります。

 

ダンテの名著、『神曲』はラテン語ではなく、民衆でも理解できるトスカナ語で記載されていたため、

民衆の間にも広まったと言われています。

 

◆名言

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今日という日が、再び来ないことを思え。

 

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心ある人は時間の損失を最も悲しむ。

 

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意志は、自ら願うにあらざれば決して滅びず。

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むかちん