むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記392 世界を代表する女性芸術家たち② ルネサンスを代表する女性画家〜ソフォニスバ・アングイッソラ

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧∀≦)

今日は、世界を代表する女性芸術家たちシリーズの第二弾!!!

ルネサンスを代表する女性画家


ソフォニスバ・アングイッソラ(1532-1625)

を紹介しますヾ(=^▽^=)ノ


f:id:ooemaru:20190505213414j:plain

参照元 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%A9


◆ソフォニスバ・アングイッソラは1532年ごろにクレモナで7人姉弟の長女として誕生します。

4世代以上もカルタゴの歴史と深い関係を持ち、アングイッソラの家系は子孫たちに偉大な将軍ハンニバルに関係する名前をつけました。

アングイッソラの父は娘たちに芸術に関する高い水準の教育を受けさせました。
アングイッソラは地元画家のところで徒弟制度の下、絵画を学びましたが、
女性を画学生として受け入れる先例となりました。

1554年、25才のときにローマへ旅行して、スケッチをしていたアングイッソラは、助手の画家を探していたミケランジェロに出会い、彼女は偉大なる師匠から学ぶ機会を得ます。

彼女はミケランジェロから泣いている少年を描くように依頼されたときに、
彼女は『カニに手を挟まれて泣く子ども』を描き、ミケランジェロに見せます。
このときにミケランジェロは彼女の才能をさとり、アングイッソラはミケランジェロから多くのことを学ぶことになるのです。

しかし女性の芸術家はまだ社会的に制約を受ける時代でもありました。
女性が裸体を見ることは禁忌とされていたので、生を描くことはできませんでした。
従い、規模の大きな宗教画などを彼女が描くことはできなかったのです。

なので、彼女は自画像や自身の家族の肖像画などに新しい様式の可能性を探って行くことになります。

f:id:ooemaru:20190505214925j:plain
参照元 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%A9


アングイッソラはミラノでアルバ公の肖像を描いていた縁で、スペインの宮廷画家として招き入れられ、そこで多くの肖像画を描きます。

1571年に一度めの結婚をしますが、1579年に夫が他界、
1580年に年の離れた若いオラツィオ・ロメッリーノと結婚します。

ラツィオは妻の芸術を理解し、大々的に支援します。
その甲斐あって、アングイッソラはのびのびと芸術に専念します。
晩年は白内障となり、視力が弱ると、後世の芸術家たちの後援者となります

そして1625年、パレルモで93年の生涯を閉じました。

むかちん