むかちん歴史日記157 ランチタイムに読みたい日本の作家・漫画家シリーズ② 漫画界の巨匠~横山光輝
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は、ランチタイムに読みたい日本の作家・漫画家シリーズの第二弾ということで
三国志などで有名な巨匠
横山光輝さん(1934-2004)
を紹介します。
https://showa-g.org/men/view/40
◆横山光輝は手塚治虫の漫画『メトロポリス』に感銘を受けて、漫画家を志し、高校時代より『漫画少年』などに投稿するようになります。
銀行に入社したものの、漫画を描く時間が取れず退職、貸本漫画を描いていた時期に、出版社の社長に連れられて手塚治虫と出会います。
手塚は横山の才能を見出し、「かれほど『彗星のように』という形容のあてはまる男はいない」と評したそうです。
1956年光文社の『少年』で発表した『鉄人28号』が人気を博して、
『鉄腕アトム』と人気を二分する作品へと成長します。
『鉄人28号』はアニメ化もされ、横山の作品では『魔法使いサリー』もアニメ化されていて、ロボット分野、魔法使いのジャンルの漫画ではそれぞれ草分け的な存在になりました。
ちなみに横山は無類の競馬好きで、茨城県の牧場で競走馬を飼う馬主でした。
麻雀も強く、麻雀名人のタイトルも獲得しています。
1991年には『三国志』で第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞します。
この『三国志』は15年の時間をかけた、全60巻に渡る作品で
劉備の登場から蜀の滅亡までを描き、「漫画の鉄人」とも呼ばれました。
2004年、たばこの不始末による火事で焼死します。69歳没。
むかちん