むかちん歴史日記185 日本のノーベル賞受賞者シリーズ⑤ 素粒子物理学の基礎に貢献~南部陽一郎
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日はノーベル賞受賞者シリーズの第5弾!!!
2008年ノーベル物理学賞受賞の
南部陽一郎さん(1921-2015)
を紹介します!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%83%A8%E9%99%BD%E4%B8%80%E9%83%8E
◆南部は東京で生まれ、関東大震災を機に福井へ転居。
高校3年のときに湯川秀樹に刺激を受けて、理論物理学の研究を志し、東京帝国大学へ入学します。
1945年、終戦後に南部は東京帝国大学理学部物理学教室に嘱託で復帰し、朝永振一郎のグループで研究をします。
1950年には朝永振一郎から推薦を受けた数人で大阪市立大学理工学部に理論物理学のグループを立ち上げます。
その後、プリンストン高等研究所へ赴任、その傍ら、カリフォルニア工科大学でも研究を行います。
1954年にはシカゴ大学の核物理研究所に着任し、研究をします。
1960年代に量子色力学と自発的対称性の破れの分野において先駆的な研究を行ったほか、弦理論の創始者の一人として知られています。
1970年にはアメリカ、
そして2008年には自発的対称性の破れの理論で、益川敏英氏、小林誠氏とともに
ノーベル物理学賞を受賞します。
南部の研究は素粒子物理学の基礎を築いたといわれ、
一部研究者からは湯川秀樹、朝永振一郎以上の物理学者との評価もあります。
南部は2015年、急性心筋梗塞により逝去します。94歳でした。
◆名言
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私自身の経験からいえば大事なことは大きな夢をもつこと。そして自分の好きなことをやること。何より楽しむことが大事ですね
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物理学の法則は単純です。でもこの世界は決してつまらないものではない。理想的にできているのだと思います
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むかちん