むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記199 グルメで歴史に名を刻んだ偉人シリーズ④ 料理の鉄人でブームを巻き起こした~周富徳

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

今日はグルメで歴史に名を刻んだ偉人シリーズの第四弾!!

料理の鉄人で名勝負を演じた中華料理人

 

周富徳(1943-2014)

 

を紹介します(≧▽≦)

 

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 参照元 

https://matome.naver.jp/odai/2143416026466592401

 

◆横浜中華街の在日中国人の二世として1943年誕生します。

両親は中国広東省の出身であり、自身の広東料理の料理人になります。

 

18歳で料理の道へと進み、新橋の「中華飯店」で修業を積み、

京王プラザホテル「南園」を経て、「聘珍樓」「赤坂離宮」で総料理長を歴任します。

 

その後、「広東名菜富徳」を青山に出店し、独立します。

 

料理人とは思えないほど、キャラの立った周は

浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)の「中華大戦争」という人気コーナーで

ブレークします。

 

この番組では周だけでなく、弟の周富輝や金萬福も登場し、

料理人というよりはタレントと言っていいほどに人気を博しました。

 

それをさらに押し上げたのが『料理の鉄人』です。

特に和の鉄人、道場六三郎との対決は視聴者の注目を集めたものでした。

道場とはプライベートでも仲が良かったそうです。

 

しかし、周は90年代後半にはセクハラ問題、脱税問題などで露出が減り、

埼玉県大宮に出店していた王宮なども閉店します。

 

ですが、周の活躍によって、

それまであまり身近でなかった中華料理人が親近感を持たれるようになった功績は

とても大きいようです。

 

周は2014年、死去します。享年71歳。

現在、青山の「広東名菜富徳」は息子の志鴻が引き継いで、現在も営業しています。

 

むかちん