むかちん歴史日記486 平和のために尽くした著名人たち① 安倍首相の父方の祖父~安倍寛
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は、平和のために尽くした著名人たちシリーズの第一弾!!!
安倍晋三首相の父方の祖父であり反骨の政治家
安倍寛(1894-1946)
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%AF%9B
4歳までに両親が相次いで亡くなったため、叔母に育てられました。
1921年、東京帝国大学法学部を卒業し、卒業後は自動車製造会社を経営していましたが、1923年の関東大震災で壊滅し、会社は倒産してしまいます。
のち結婚し、長男の晋太郎(のちの外務大臣)が誕生しますが、離婚し、以降は生涯独身を貫きました。
1933年山口県日置村村長、山口県議会議員を経て、1937年、無所属で衆議院議員に初当選します。
一貫して非戦平和主義の立場を貫き、近衛文麿首相の近衛声明と呼ばれる、事実上の中国国民政府との戦争状態に入る声明についても反対、1942年の翼賛選挙においても、東条英機らの軍閥主義を鋭く批判して、当選を果たします。
反戦の政治家として軍部と闘い、「富の偏在は国家の危機を招く」として、貧者救済を訴えました。
三木武夫(のちの首相)とともに、共同で国政研究会を創設し、東条内閣に対して退陣要求、戦争反対、戦争終結を主張しました。
こうした「反戦・平和」の思想は息子の安倍晋太郎も同様で、平和憲法を擁護し、自民党の保守政治家でありながら、リベラルな姿勢を貫いたのは、この父、安倍寛を誇りにしていたからでした。
戦後、安倍寛は日本進歩党に加入して、総選挙に向けて準備していた1946年、心臓麻痺で急死します。51歳でした。
むかちん