むかちん歴史日記178 短い生涯を強く生きてきた偉人シリーズ③ 天才ギタリスト~ジミ・ヘンドリックス
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)
今日は短い生涯を強く生きてきた偉人シリーズの第三弾として、
天才ギタリスト
ジミ・ヘンドリックス(1942-1970)
を紹介します。
◆ジミ・ヘンドリックスはアメリカのロックミュージックのパイオニアで、歯でギターを弾いたり、破壊したりのパフォーマンスでも有名な天才ギタリストです。
家庭は貧しかったのだが、ヘンドリックスは15歳の頃に父親がアパートの家主の息子から5ドルで買い取ったアコースティックギターを与え、これがヘンドリックスとギターの最初の出会いでした。
のち、エレクトリックギターも自身で購入し、ブルースやR&B、ロックンロールなどを聞いて、熱心に練習しました。
軍隊に入るが、のちに除隊。
その後、本格的に音楽活動を始めますが、最初は無名のバックミュージシャンでした。
ただ、リアクションや衣装が派手であったことから、メインのボーカリストに目立つなと怒られていたそうです。
1966年、イギリスのロックバンド、アニマルズのベーシストのチャス・チャンドラーに見いだされ、ヘンドリックスは渡英します。
このときチャンドラーは
「ギタリストが3人くらい同時に演奏しているのかと思ったが、実際にはジミ1人だけと知り驚いた。これほどの才能に誰もまだ気がついていなかったなんて、何か裏があるのではないかと不安になるほどだった」
と述べているほど、ヘンドリックスに才能を感じました。
◆ロンドンに於いてオーディションを行い、ノエル・レディング(ベース)、ミッチ・ミッチェル(ドラムス)と共に「ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience)」を結成します。
デビューシングルは全英4位となり、スター街道を駆け上がります。
ヘンドリックスの演奏を目の当たりにしたエリック・クラプトンも驚きを隠さなかったそうです。
1967年にはアメリカのロックフェスティバルに参加し、
一躍アメリカでも人気となります。
彼の演奏はもちろんのこと、激しいパフォーマンスが人気を呼び、独特のファッションも注目を集めました。
しかし、多くのバンドに共通する事項であるかもしれませんが
過密なスケジュールにより徐々に不協和音が生じ、ヘンドリックスはバンドの離合集散を繰り返すようになります。
しかしデビューからわずか4年後の1970年、ヘンドリックスはロンドンで急逝します。
その死は不可解な点が多く、今も謎に包まれています。
◆名言
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ギターのいいところは、学校でそれを教えないことだ
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人生の物語はウインクするより短い
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世界に気付きを与えたいんだ
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おれの人生は音楽一色だ。音楽とは人生と感性がすべてだから、他の職業と同じように時間をかけて取り組まなければならない
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人はふつう、愛と平和のために生まれてくるものなのに、世間体を満たすためだけに社会生活で喪服を着せられている
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だから指差して非難する前にその手が汚れていないことを確かめろ
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むかちん