むかちん歴史日記191 世界中を熱くする音楽を生み出した偉人シリーズ① ロシアの巨匠~チャイコフスキー
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)
今日は、世界中を熱くする音楽を生み出した偉人シリーズの第一弾!
誰もが知る、ロシアの巨匠作曲家
チャイコフスキー(1840-1893)
を紹介します(≧▽≦)
◆1840年、ロシアのウラル地方で誕生したチャイコフスキーは
幼少のころから音楽的な才能を示していたものの、両親は音楽家にさせる気はさらさらなく、彼を法律学校に入学させます。
1859年法律学校を卒業し、法務省で働きますが、チャイコフスキーはこの仕事には特に熱意なく、平凡に過ごしていました。
チャイコフスキーに転機が訪れたのは、
1861年の秋に知人からの紹介で音楽教育を行っている帝室ロシア音楽協会を知り、そのクラスに入学したことでした。
この音楽協会は1862年にペテルブルク音楽院に改組され、チャイコフスキーはここで本格的に音楽へとのめりこんでいきます。
1863年、チャイコフスキーは音楽家になることを決意し、法務省を辞職。
当時としては珍しく高等教育を受けてからの音楽家への転身で、遅いスタートでした。
1865年にペテルブルク音楽院を卒業、モスクワで教鞭をとります。
1868年にはオペラ歌手と恋に落ち、婚約までするものの、翌年破局します。
1876年にはバレエの名曲『白鳥の湖』が完成する。
チャイコフスキーは全体的な傾向として、初演は不評であることが多いが、
その真価を見極められ、演奏されるうちに評価を上げていく作曲家でした。
これはおそらく、作品のもつ虚無感と不吉な終結によるものと考えられています。
彼の音楽は叙情的で流麗、メランコリックな旋律でありながら、
リズムの天才とも評されました。
その他の有名な曲に
『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』などがあり、
現在でもその人気は根強いものとなっています。
皇帝アレクサンドル3世によって国葬が執り行われました。
◆名言
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インスピレーションは、怠けている者のもとには、
決してやってこないものである。
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過去を悔やむ。
未来に希望を持つ。
そして現在に決して満足しない。
それが私のこれまでの人生でやってきたことだ。
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我々は常に働かなければならない。
そして、自尊心を持った芸術家は、
その気にならないという口実をもって、
自分の手を停めていてはならない。
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自分の気の進まないことをやりとげた人間のもとに、
インスピレーションがやってくると信じて、我慢を重ねるのだ。
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むかちん