むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記203 ランチタイムに見たいコメディアンシリーズ③ コメディアンにしてサイレント映画の大スター~ハロルド・ロイド

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は、ランチタイムに見たいコメディアンシリーズの第3弾!!

 

世界三大喜劇王の3人目!

 

ハロルド・ロイド(1893-1971)

 

を紹介します!!

 

f:id:ooemaru:20181029105842j:plain

参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89

 

アメリカで誕生したロイドは、子役時代から活躍し、

エキストラを経て、約200本の映画に出演しました。

 

1915年にロンサムリュークという不格好なキャラで売り出し、

1917年『ロイドの野球』で、ロイドのトレードマークでもある眼鏡のキャラクター「ザ・ボーイ」となります。

 

ドタバタが展開されるのが基本ではあるが、

観客が感情的に共感できる部分を多分に入れており、

それが人気を博しました。

 

驚いて「髪が総毛立つ」というギャグを、風を顔に当てて表現するなど、漫画的な映像表現を積極的に採り入れたりもしました。

 

1919年から、ロイドは短編から中長編の映画へと乗り出し、

ついに1925年には『ロイドの人気者』でチャップリンの『黄金狂時代』を興行成績で上回ります。

 

日本でもこの明朗快活なロイド喜劇は人気を博し、

巨匠小津安二郎にも影響を与えたとされます。

 

サイレント映画からトーキーシステムに移行していくなかで、

多くのスターが凋落をしていきましたが、

アクションが売りだったロイドもまた、ここで苦戦を強いられます。

 

しかし、彼は商才にたけていたため、自分のフィルムを手元に残して、

再びヒットする機会を窺っていたといわれます。

 

1952年にはアカデミー特別賞を授与されます。

 

晩年は趣味の写真工学の研究に励んだそうです。

 

1971年、前立腺がんにより、死去。77歳でした。

 

むかちん