むかちん歴史日記228 秋といえばグルメ!もいいけどファッション🍁ファッションの巨匠たちシリーズ③ アメリカを代表するジュエリー~チャールズ・ルイス・ティファニー
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は秋といえばグルメ!もいいけどファッション🍁ファッションの巨匠たちシリーズの第3弾!!
アメリカを代表するジュエリーブランドの創業者
チャールズ・ルイス・ティファニー(1812-1902)
を紹介します(*^▽^*)
https://www.biography.com/people/charles-tiffany-9507386
◆ティファニーは1812年、アメリカ、コネチカット州で誕生します。
地元の学校に通いながら、父親が営む綿製造の工場を手伝い、
25歳になるまで、父親の製粉所に通っていました。
1837年、ティファニーは日ごろの仕事では満足を得ることができない、というところから、
父親にニューヨークに行くことを願い出ます。
その際、彼の所持金は2-300ドル程度。
父親はその程度では店を開くことなどできないと諭し
何と1000ドルの資金をティファニーに提供します。
こうしてティファニーは友人のジョン・B・ヤングとともにニューヨークのブロードウェイ259番地にてティファニー&ヤングという会社を設立しました。
当初は文房具やギフト用の商品を売っており、大した儲けにはなっていませんでした。
そこでティファニーは方針を変えて、当時はそのときの時価が主流だったご時世で、
品質のいいものを取り揃えて固定の金額の値札をつけます。
これが話題を呼び、集客に成功します。
そしてティファニーは1845年に世界初となる郵送で通信販売を行うメール・オーダー・カタログの『ブルーブック』の発行を開始したのです。
中国の輸入品や、日本の紙張り子、ステッキなどを販売していました。
1848年、フランスで二月革命がおこったことがティファニーにとって転機となります。
これは当時の王政を終焉させ、共和政を生み出す革命でしたが、
この際に国外に逃げようとした貴族たちが資金を得るためにこぞって宝石を売り始めたのです。
ティファニーはここに目をつけて、安価で宝石を買いまくったのです。
この時にティファニーはアメリカの宝石商としての地位を確固たるものにします。
1851年にスイスの老舗時計ブランド、パテック・フィリップと提携を結び、アメリカで初めて同社の時計の販売を手がけたました。
ティファニーは共同経営者から経営権を買い取ると、『ティファニー&カンパニー』と改名してそのブランドを確立させていきました。
ティファニーは勢いを増し、1867年にはパリで行われた展示会で金賞を受賞、
アメリカ全土にその名をとどろかせます。
ティファニーは店舗数拡大にはあまり積極的ではなかったのですが
話題を集めることには事欠かず、世界最大級の128.5カラットのダイヤモンドを買って注目を集めます。
さらには、エジソンとタッグを組んで、宝石に当てる光を工夫したり
ダイヤモンドを6本の爪で支える『ティファニー・セッティング』など
独自の手腕を発揮していきます。
https://www.tiffany.co.jp/engagement/rings/the-tiffany-setting
このような勢いある状況下で、
1902年、ティファニーは90年の生涯を閉じます。
むかちん