むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記269 世界に影響を与えた賢者たちシリーズ④ 一躍ブームになった心理学者〜アドラー

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*´∀`*)

 

今日は世界に影響を与えた賢者たちシリーズの第4弾!!

 

個人心理学を打ち立て、近年ブームとなった心理学者

 

アドラー(1870-1937)

 

を紹介します(〃^∇^)o_彡☆

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC

 

アドラーは1870年にハンガリーユダヤ人の父親とチェコスロヴァキアユダヤ人の母親との間に生まれ、中産階級の家庭で育ちました。

 

アドラーの心理学にはアドラーの家庭環境が大きく影響していると言われ、

アドラーは6人兄弟と言う大家族で育ち、それがアドラーの独自の理論を発展させる基盤となったと言われています😊✨

 

アドラーは幼い頃、声帯の痙攣とくる病に苦しみ、弟をジフテリアで亡くしたこと、

また自身が4歳ごろに肺炎で死にかけた経験もあり、

アドラーは医師を志すようになります。

 

1895年にウィーン大学の医学部を卒業すると、

ウィーンの中下層階級が多い地域で、眼科医を開業し、

このときの経験ものちの彼の理論に活きてきます。

 

1898年、最初の著作となる『仕立て業のための健康手帳』を刊行。

1902年にはフロイト精神分析のグループに招かれ参加するが、次第にフロイトと意見を異にする機会が増え、

1911年にアドラーは自身と近い仲間で自由精神分析協会を設立(1913年に個人心理学会へと改称)します。

 

1916年には第一次世界大戦に軍医として従軍します。

 

1922年、政治活動とは一線を画してきたアドラーですが、

世界大戦集結の混乱の中で、教育改革に従事し、児童相談所を設立し、

子供たちの精神的な健康のために尽力しました。

 

診療と子供の教育に対する新しい提言を求められるなど、アドラーは多忙を極めていましたが、精力的な活動により、国際的な名声を高めていき、

1926年、アメリカで講演会活動を行い、大成功を収めます。

 

1934年にオーストリアファシズム政権が誕生すると、

アドラーは一家でアメリカへ移住します。

 

アドラーは楽観主義的な心理学を提唱していて、個人心理学の知識を通じて、世界をよりよくできると確信していました。

 

アドラーは1937年、心臓発作により急死します。

 

◆名言

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人は過去に縛られているわけではない。あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。過去の原因は「解説」になっても「解決」にはならないだろう

 

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ほかの人の自分に対する評価は、その人の個人的な意見であり、自分の評価そのものには、関係しない

 

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それが「あなたの課題」ならば、たとえ親に反対されても従う必要はない。自分の課題に足を踏み込ませてはいけないのだ

 

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他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である

 

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幸福な人生を歩む人のライフスタイル(=性格)は、必ずコモンセンス(=共通感覚)と一致している。歪んだ私的論理に基づく性格では、幸せになることはできないだろう

 

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カッときて自分を見失い怒鳴ったのではない。相手を支配するために、怒りという感情を創り出し利用したのだ

 

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悲しいから涙を流すのではない。相手を責め、同情や注目を引くために泣いているのだ

 

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人の育て方に迷ったときは、自分に質問するといい。「この体験を通じて、相手は何を学ぶだろうか?」と。そうすれば、必ず答えが見つかるだろう

 

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「仕事で失敗しませんでした。働かなかったからです」「人間関係で失敗しませんでした。人の輪に入らなかったからです」。彼の人生は完全で、そして最悪だった

 

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自分の不完全さを認め、受け入れなさい。相手の不完全さを認め、許しなさい

 

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大切なことは共感すること。共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じることだ

 

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あなたが悩んでいる問題は本当にあなたの問題だろうか。その問題を放置した場合に困るのは誰か、冷静に考えてみることだ

 

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ピンク色のレンズのメガネをかけている人は、世界がピンク色だと勘違いをしている。自分がメガネをかけていることに気づいていないのだ

 

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わかっているけどできませんとは、単にやりたくないだけだ

 

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信用するのではなく、信頼するのだ。信頼とは裏付けも担保もなく相手を信じること。裏切られる可能性があっても相手を信じるのである

 

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「親が悪いから」「パートナーが悪いから」「時代が悪いから」「こういう運命だから」これらは責任転嫁の典型的な言い訳である

 

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「みんなが私を嫌っている」「今回駄目だったから次も駄目だ」という思い込みは、冷静に立証すれば消えていく

 

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誰かが始めなくてはならない。見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、あなたから始めるのだ

 

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自分は役に立っていると実感するのに、相手から感謝されることや、褒められる必要はない。貢献感は自己満足でいい

 

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むかちん