むかちん歴史日記287 ランチで聞きたい経営者伝② マクドナルドを発展させた男～レイ・クロック
新宿から歴史を発信！！！むかちんです(≧▽≦)
今日はランチで聞きたい経営者伝の第2弾！！
みんな大好き、ハンバーガーチェーン
マクドナルドの創業者
レイ・クロック（1902-1984）
を紹介します。
http://academia-hensachi30-70.com/archives/4347
◆レイ・クロックは1902年、アメリカ・イリノイ州シカゴのチェコ系ユダヤ人の両親の下に誕生します。
アメリカが第一次世界大戦に参加すると、年齢を偽って赤十字に志願し、救急車の運転手となって、ヨーロッパへ渡ろうとしますが、第一次世界大戦は終焉を迎えます。
戦後はピアノ奏者、バンドメンバーなどの職を経て、マルチミキサーの販売員となり、全米を売り歩きます。
しかし、このマルチミキサーも競争が激しくなり、売れ行きに陰りが出てきました。
そんな中、1954年にマルチミキサーを8台発注してきた、カリフォルニア州のレストランを訪れます。
そのレストランこそ、スコットランド系米国人モーリス・マック・マクドナルドとリチャード・ディック・マクドナルドの兄弟がオープンしたファストフード店、
レイ・クロックはこの店の限界まで効率化するというスタイルに感心します。
ハンバーガーやポテトといった僅かなメニューでありながら
最低価格でしかも30秒程度で提供できる仕組みを生み出していたのです。
クロックは1955年、52歳で、マクドナルドのフランチャイズ権を獲得、
イリノイ州に店をオープンすると、またたくまに全米に広がり、
3年で計1億個のハンバーガーを売り上げていきます。
しかし、クロックとマクドナルド兄弟の関係は悪化します。
もともとの利益配分以上をマクドナルド兄弟が要求したからです。
クロックは激怒します。
結局、1961年、クロックは彼らからすべての店舗を買い取ります。
彼らの死後、その税金が彼らの家族に降ってくることを恐れたからです。
しかし、その契約もクロックを激怒させます。
なんとマクドナルド兄弟の創業店で、現在の価値で年間100万ドルの売り上げをあげていたカリフォルニアの店舗が契約には入っていなかったのです。
これは買収後にマクドナルド兄弟が主張してきたもので
クロックからすると寝耳に水の出来事であったことから
クロックはまたしても激怒し、マクドナルド兄弟の店の近隣に店を設置して、彼らを廃業に追い込んだのです。
その後、クロックは1984年までに世界34か国で830店舗をオープン、生涯で5億ドルもの富を築きます。
1984年、長年の糖尿病による疾患で亡くなります。81歳でした。
◆名言
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私は一夜にして成功を収めた
と思われているが、
その一夜というのは三十年だ。
思えば長い長い夜だった。
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幸運は、
汗への配当である。
汗をかけばかくほど、
幸運を手にすることができる。
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この世界で、
継続ほど価値のあるものは、
ありません。
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何事も
小さな仕事に分けてしまえば、
簡単になる。
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経営書を読む場合、
漠然と活字を追うのではなく、
読みながらこの会社を
自分が経営するならどうするか、
登場する経営者を
自らに置き換えて考えなさい。
著者が書いたことと、
自分の想像を
突き合せながらページをめくりなさい。
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「それ」を信じ
「それ」を確信していれば、
失敗のしようがない。
「それ」は
何であろうとかまわない！
必ず「それ」を
手に入れる事が出来る！
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粘り強くやろう。
この世に粘り強さに
代わるものはない。
才能も
粘り強さには敵わない。
世界は教育を受けた
落伍者で溢れている。
粘り強さと決断こそが
絶対的な力をもつのだ。
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努力もせずに
手に入るものではないが、
諦めずに頑張り通せば、
夢は必ず叶う。
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常識を持ち、
目標に向かっていく強い信念と、
ハードワークを愛せる人物なら
誰でも成功できる。
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むかちん
