むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記189 挑戦し続ける日本の経営者シリーズ④ 挑戦する技術者~本田宗一郎

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

今日は挑戦し続ける日本の経営者シリーズ第4弾!!!ということで、

誰もが知っている有名な経営者であり、技術者、

 

本田宗一郎(1906-1991)

 

を紹介します(*'▽')

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E5%AE%97%E4%B8%80%E9%83%8E

 

本田宗一郎1906年に鍛冶職人の父と機織りの母との間に誕生しました。

父親はのちに当時普及しはじめた自転車の修理や販売を扱う仕事も始め、

近所では評判の自転車店になりました。

 

高等小学校の卒業間近のころ、本田は自転車業界誌『輪業の世界』で、東京のアート商会の広告を見て、そこには自転車ではなく、"自動車・オートバイ・ガソリン機関の製作修理"とあったのを見ました。

 

本田は幼いころ始めた見た自動車に感激していたので、

彼はこのアート商会で働きたいと思い、手紙を出します。

 

1922年、本田はアート商会の丁稚小僧になります。

このアート商会の主人、榊原郁三氏はこの本田の働きぶりを見て目をかけるようになり

本田も榊原から経営や技術を学び取ります。

 

本田をレーシングカーの世界へ引き込んだのも榊原で、

1923年に榊原をリーダーにレーシングカーの製作が始まります。

 

1928年4月、徒弟奉公を終えた本田がアート商会浜松支店を開業します。

榊原が唯一のれん分けを認められての開業でした。

 

本田はそこでも才能を発揮し、「浜松のエジソン」と呼ばれるほどの発明家ぶりもみせ、修理工場の枠を超えた仕事をしていました。

 

1936年、修理業に飽き足らなくなった本田は、製造業への転身を模索しますが

当時、会社組織化していたアート商会の株主からは反対を受けました。

しかし彼はあきらめず、東海精機重工業株式会社を設立します。

 

本田はピストリング製造の研究をし続け、失敗を重ねながらも試作に成功し、

1939年にはアート商会をあっさり弟子に譲って、自分は東海精機重工業へ転身します。

 

1949年、本田は藤沢武夫と出会います。

彼らは出会って一瞬でお互いに持ち合わせていないものを感じ取ったといい、

これが技術の本田、マーケティングの藤澤という相乗効果を生み出すようになります。

 

藤澤が経営に参画したころ、

モーターサイクルの販売点数はおよそ300ほどしかありませんでした。

新参のHondaは委託販売だったのもあり、技術力はあったものの、

販売能力に乏しい状況でした。

 

しかしカブF型という大衆向けの商品が出たときに藤澤は一気にDMを自転車店に送り、

自転車店を流通網に仕上げました。

この藤澤の戦略でHondaの販売網が大きく変わりました。

 

本田にとって、大きな転換は1959年でした。

ニューモデル、スーパーカブの大量生産を開始し、世界最大のオートバイ工場を鈴鹿市に建設、月産3万台の生産体制を構築します。

 

同年、アメリカにも販売会社を設立。

当初は月間5000台にも満たないところから1984年には1000万台に達しました。

 

1983年、ホンダの社長を退きます。

1989年、本田はアジアで初めてアメリカの自動車殿堂入りを果たします。

 

1991年、逝去。享年84歳。

 

◆名言

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困らなきゃだめです。
人間というのは困ることだ。

絶対絶命のときに出る力が
本当の力なんだ。

人間はやろうと思えば、
大抵のことは出来るんだから。

 

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失敗もせず問題を解決した人と、
十回失敗した人の時間が同じなら、
十回失敗した人をとる。

同じ時間なら、
失敗した方が苦しんでいる。

それが知らずして根性になり、
人生の飛躍の土台になる。

 

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かけがえのない「若さ」も、
それを自覚していなければ

「豚に真珠」「猫に小判」で、
あってなきに等しい。

 

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こちらが悪ければ、
悪い人間が寄ってくる。

こちらが信用することによって、
信用される人間が生まれる。

 

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チャレンジして失敗を恐れるよりも、
何もしないことを恐れろ。

 

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悲しみも、喜びも、感動も、落胆も、
つねに素直に味わうことが大事だ。

 

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成功者は、
例え不運な事態に見舞われても、
この試練を乗り越えたら、
必ず成功すると考えている。

そして、最後まで諦めなかった人間が、
成功しているのである。

 

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日本人は、失敗ということを、
恐れすぎるようである。

どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、
最低なのである。

 

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むかちん