むかちん歴史日記337 子どものときにランチ休憩で読んでいた児童文学の作者たち② 大人をも魅了する作品を描いた~ルイス・キャロル
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は子どもだけでなく、大人をも魅了した「不思議の国のアリス」のシリーズを描いた
ルイス・キャロル(1832-1898)
を紹介します(*^▽^*)
◆ルイス・キャロルは本名をチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン といいます。
1832年、ドジソンは、アイルランド系のイギリス人の血を引く家系に生まれ、先祖のほとんどはイギリスの国教徒でした。
父親が牧師で、聖職者として多くの説教集の出版や激しい宗教論争にかかわるなど、出世した人物でした。
1851年、父の母校でもあるオクスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジに入学し、1854年には最優秀の成績で卒業。同校の数学講師として26年間働くこととなります。
1856年、オクスフォードの学友とともにカメラを購入し、写真を趣味にし始めます。
ちょうどこのころ、アリスのモデルとなるアリス・リデルと出会います。
キャロルは吃音に生涯悩まされることになります。
『不思議の国のアリス』に出てくるドードーはそんな自分を戯画化したものと言われています。
ただ一方で強い顕示欲をもっていて、作家か画家などなんらかのかたちで世間から評価を受けることを強くのぞんでいました。
実際、キャロルは多数の詩などを書いて寄稿するなど結果も残していましたが、
まだまだ出版に値するものがかけたとはおもっていない、と彼自身も述べていました。
そして1865年、ルイス・キャロルの筆名で『不思議の国のアリス』が刊行されるのです。
これが驚異的な成功を収め、1872年には『鏡の国のアリス』を発表します。
1898年、インフルエンザから併発した肺炎により、亡くなります。65歳でした。
むかちん