むかちん歴史日記428 世界史上で父と呼ばれた男たち③ 現代電気文明の父~二コラ・テスラ
新宿から歴史を発信!!むかちんです(≧▽≦)
今日は世界史上で父と呼ばれた男たちシリーズの第3弾!!!
発明家にして、20世紀の現代電気文明の父と評される
二コラ・テスラ(1856-1943)
を紹介します(*^▽^*)
参照元
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9
◆二コラ・テスラは1856年にオーストリアのセルビア人の家庭に生まれ、父はセルビア正教会の司祭に奉じていました。
1878年にグラーツ工科大学を中退し、1880年にはプラハ大学に留学します。
1882年には誘導モーターの開発に成功し、1884年にはエジソンのエジソン電灯会社に入ります。
しかし、エジソンとテスラは電力事業の展開をめぐって、直流と交流の採用で対立します。
エジソン電灯の社内ではエジソンの好みの直流で稼働するように工場システムを設定しており、エジソンはテスラに対して、これを交流電力で稼働させたら5万ドル渡す、とテスラに対していったそうです。
実際、それをやりとげると、エジソンからその話は反故にされ、テスラは非常に怒り、テスラはエジソンの下離れます。
1887年、独立したテスラはテスラ電灯社を設立し、電力事業を推進、交流事業の特許を受諾されます。
1891年、100万ボルトまで出力可能な高圧電圧器を開発し、1893年には無線トランスミッターを発明します。
1901年にはJPモルガンの援助で、無線送信塔「ウォーデンクリフ・タワー」を建設開始し、
1905年に完成するもモルガンとの関係悪化により資金繰りが悪化し研究を中断します。
アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦すると、タワーは標的になるとして1917年に撤去されてしまいました。
彼はその発明の貢献などから「現代電気文明の父」とされ、磁束密度の単位「テスラ」でもその名を残しています。
1943年にニューヨークのマンハッタンで死去します。86歳でした。