むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記464 近現代の偉大な経済学者④ 市場原理主義・金融資本主義を主張~ミルトン・フリードマン

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は近現代の偉大な経済学者シリーズの第4弾!!!

 

市場原理主義・金融資本主義を主張し、ケインズ政策を批判した

ノーベル賞受賞者

 

ミルトン・フリードマン(1912-2006)

 

を紹介します(≧▽≦)

 

参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3

 

ミルトン・フリードマンは、1912年にハンガリー東部からのユダヤ系移民の子どもとして、ニューヨークで誕生します。

大学で学士を取得後、数学と経済学のどちらの道へ進むか悩みましたが、世界恐慌を目の当たりにして、シカゴ大学で経済を専攻し、修士号を取得します。

 

さらにコロンビア大学でのちにノーベル経済学賞を受賞する、サイモン・クズネッツの指導を受けて、博士号を取得します。

 

大学卒業後は就職難でありましたが、連邦政府の職につきます。

彼はのちに反ニューディール政策の筆頭格のような存在になりますが、

この連邦政府の仕事はニューディール政策によって生み出された仕事であり、

彼も連邦政府の職の間はケインズ政策の支持者でありました。

 

1969年、ニクソン政権に変動相場制を提案。のちにニクソンとは決裂してしまいます。

彼は積極的不介入を支持し、香港の経済体制を高く評価しました。

 

フリードマンにとっての理想は「規制のない自由主義経済の設計」でした。

ですが、無政府主義者ではなく、政府が市場の失敗を是正することに関しては一部認めています。

 

彼は公正な民主主義を標榜する人たちからは「新自由主義者」として批判されます。

 

1976年にノーベル経済学賞を受賞。

1988年にはフリードマンが支持した右派のロナルド・レーガンからアメリカ国家科学賞と大統領自由勲章を授与されます。

 

2006年、心臓疾患のため、94歳で亡くなります。

 

むかちん