むかちん歴史日記503 世界四大文明② エジプト文明~エジプト文明の概略と古王国
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は世界4大文明の中でも
を取り上げます(*^▽^*)
参照元 https://manapedia.jp/text/63
以前の記事でも紹介しましたが、四大文明は大河のほとりで発展し、
ナイル川はエチオピア付近での豪雨によって、毎年7月から11月の間、氾濫し、肥沃な土を上流から下流に運んできました。
その肥沃な農地で人々は次第に定住して農耕民族となり、
ナイル川のほとりではいくつものハム語系民族がノモスという村落を作って定住してきました。
ノモスは次第に下流と上流の2つの王国に分かれていきますが、
紀元前3000年ごろ、上流のエジプト王メネスがファラオ(神権皇帝)という称号を用いて、全土を統一し、古代エジプト王国の時代が始まりました。
このエジプト王国は31の王朝が交代しながらもその後、紀元前4世紀後半にアレクサンドロス大王による征服まで続きました。
エジプト文明はその時期によって、3つに分けることができ、
それぞれ、古王国・中王国・新王国と言われています。
古王国時代の定義は、紀元前2686年頃から紀元前2185年前後の約500年に勃興した第3王朝から第6王朝の時代で、首都メンフィスを中心に大いに栄えました(*^▽^*)
ファラオは神の化身として神権政治を行い、ファラオの命令は絶対でした。
そのなかで始まったのがピラミッド事業です。
その最古のものがジェセル王のピラミッドと言われています。
参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Saqqara_BW_5.jpg
ピラミッドの建造の真相はいまだ明らかになっておらず、
謎に包まれています。
ピラミッドの建設は第4王朝で最盛期を迎え、クフ・カフラー・メンカフラーの3人のファラオが今でもピラミッドの象徴となっているギザの三大ピラミッドを建造します。
ちなみにスフィンクスは、カフラー王が建設者だという説が最も有力です。
参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%8E%8B%E3%81%AE%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Egypt.Giza.Sphinx.02.jpg
第5王朝の時代になると、ピラミッドの建設は小規模になりますが、
ピラミッド・テキストという碑文が残されるようになり、
太陽神ラーへの信仰が非常に強まった時代でもあります。
次第に中央政権は弱体化し、ピラミッド建設など疲弊してくると、
古王国は終焉を迎え、分裂の時代を迎えるようになります。
むかちん