むかちん歴史日記508 世界四大文明⑦ インダス文明~謎多きインドの古代文明
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)
今回は世界四大文明でも最も謎に包まれた文明である
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://www.y-history.net/appendix/wh0201-001.html
インダス川流域には文明が興る以前、おおよそ紀元前7000年ごろくらいには農耕文化があったとされています。
そして紀元前3000年ごろには集落が形成されていったと言われています。
そこから紀元前2300年~紀元前1700年ごろ青銅器で栄えた都市文明がインダス文明です。
このインダス文明の特徴は、
・同時代のどの都市よりも整然と都市計画によって作られている。
・公共的な建造物と思われる沐浴場や学校、倉庫などが存在した。
・インダス川を利用した灌漑農業がおこなわれていた
・青銅器を使っている。
・彩文土器の使用
・インダス文字を使用(現在に至るまで未解読)
・神殿や墓が存在しないために政治体制が不明。
有名な遺跡として、中流域のハラッパーや下流域のモヘンジョダロが有名です。
参照元 https://smile-travel.jp/mohenjo-daro.html
これほど精密に都市設計がされている都市文明は同時代の他地域では見つかっていません。道路も舗装されていて、家の強固な煉瓦作りの家でした。
また青銅・金・銀・宝石などの出土品から、諸都市やメソポタミアなどとも交易をしていたことがうかがえます。
巨大な王墓や彫像は全く出土されておらず、また、インダス文字が解明されていないことから、その政治体制などは現在に至ってもなお、不明です。
このインダス文明がなぜ衰退したかもいまだわかっておらず、
気候変動、過度の森林伐採など諸説が挙げられています。
むかちん