むかちん歴史日記150 映画・テレビ・舞台⑤ マルチタレント・映画監督~伊丹十三
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は、映画・テレビ・舞台シリーズの第5弾!!
ってことで、今日はマルチタレント・映画監督として才能を発揮した
伊丹十三(1933-1997)
を紹介します!!!
http://itami-kinenkan.jp/about/about02.html
◆1954年、高校を卒業して、新東宝での映画編集の仕事ののち、商業デザイナーになります。
このデザインの素養は晩年まで活かされ、本の装丁、ブックカバーのデザインなども自身で行っていました。
またレタリングには定評があったそうです。
1960年26歳のときに、大映に入社、俳優としても活躍し、
1965年には『ヨーロッパ退屈日記』を出版して大ヒット、エッセーを次々に世に送り出し、文筆家としても頭角を現します。
1969年に女優の宮本信子と再婚します。
1984年には『お葬式』で映画監督としてデビュー、日本国内で高い評価を受けます。
その後も『タンポポ』『マルサの女』『ミンボーの女』など日本社会に対する強い意識を持ちながら、エンターテイメント性にも富んだ作品を世に送り出します。
伊丹は演出面ではかなり厳格だったようで、一言一句のアドリブも許さず、小道具にも非常にこだわりを持っていたそうですが、俳優のNGに関しては比較的寛容だったようで、その点はやりやすかったそうです。
1997年、伊丹は不審な死を遂げます。
自殺ということで処理されていますが、不可解な点も多く、今も謎に包まれています。
◆名言
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イヴ・サンローランは20回縫いなおす。
天才は19回目でまだ直す目を持っている。
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自分に出会えない人生は、
他者とも出会えない。
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むかちん