むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記171 偉大な世界の経営者シリーズ① 世界の鉄鋼王~アンドリュー・カーネギー

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)

 

今日は偉大な世界の経営者シリーズということで、

一発目は

 

アンドリュー・カーネギー(1835-1919)

 

を紹介します(*^▽^*)

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%AE%E3%83%BC

 

カーネギーは、スコットランド生まれにして、アメリカの実業家であり、

「鉄鋼王」で知られる経営者です。

 

1835年に手織り職人の家に誕生しますが、当時のイギリスの織物は蒸気機関に移行している時期で、手織り職人の仕事が無くなったため、アメリカへ移住します。

移住先は貧民街でした。

 

カーネギーは13歳の頃に初めて仕事に就き、

綿織物工場でのボビンボーイ(織機を操作する女性工員にボビンを供給する係)で、1日12時間週6日働きました。

 

その後、何度か転職をし、電報配達の仕事に就きます。

彼は非常に働き者であったうえにピッツバーグの企業の位置と重要人物の顔をすぐに覚えたため、この仕事で多くの関係を築くことに成功します。

 

また働く少年たちのために開放されていた図書を読み漁り、使えるものはすべて使って、力をつけていきます。

 

1853年にペンシルバニア鉄道へ秘書兼電信士として引き抜かれ、

ピッツバーグの責任者にもなります。

カーネギーはそこで、経営と原価計算を学びます。

 

カーネギーは勧められて株式の購入や大金を投資して、寝台列車を導入などした結果、一躍大成功を収め、これが資本の源泉となっていきます。

その資金で鉄道関連の会社・橋梁やレールを供給する会社を設立します。

 

このころ、アメリカでは南北戦争が勃発、

軍需物資を運搬するのに鉄道の重要性が高まったと同時に

弾薬用の鉄の需要が高まり、戦前から製鉄業に投資していたカーネギーはこれが富の源泉となっていきます。

 

南北戦争後は鉄道会社を退職し、製鉄業に専念するようになります。

 

カーネギーは技術革新によって、鉄鋼を安価で製造できるようにしたため、

鉄の価格が下がり、レールなどにも鉄が使われるようになります。

 

1901年、カーネギーは引退を考えるようになり、自社を一般的な株式会社化します。

また銀行家ジョン・モルガンの折衝により、鉄鋼業界は統一され、

カーネギーの企業はUSスチールに組み込まれます。

 

これを機にカーネギーは引退し、引退後は慈善活動家として活動します。

教育財団の設立、教育施設への寄付などを積極的に行いました。

 

1919年、カーネギーは死去します。

 

◆名言

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一番確実な方法は、
エネルギーのすべてを、
特定の分野に注ぎこむやり方だ。

 

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生計を立てるのに、
収入が必要だからというだけの理由で、

好きでもない仕事をしながら、
人生を漫然と過ごすなんて悲劇だね。

 

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自分の努力で得る富や物はすべて、
求めるものについての、
簡潔なイメージを持つことから始まる。

 

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人間、優れた仕事をするためには、
自分一人でやるよりも、
他人の助けを借りるほうが、
良いものが出来ると悟ったとき、

その人は偉大なる成長を
遂げるのである。

 

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強烈な願望を抱いた心は、
心の中から恐れや疑いや、
自分で課した限界を取り除く。

 

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チャンスに出会わない人間は、
一人もいない。

それをチャンスに
できなかっただけである。

 

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失敗にしても、成功にしても、
人間が何かを実現できるかどうかは、
当人の習慣によって決まるんだよ。

 

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他人の利益を図らずして、
自ら栄えることができない。

 

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諸君の精力と思考とを、
自分の使命に集中させよ!
なすべきことを、
とことんまでやりぬけ。

あらゆる改善をし、
あらゆることに精通し、
なすべき仕事を完璧にマスターせよ!

 

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先延ばしにする癖のある人は、
人生を漫然と過ごして失敗する。

 

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むかちん