むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記215 九州が生んだ偉人シリーズ⑤ 福岡出身の名劇作家~つかこうへい

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は、九州が生んだ偉人シリーズの第5弾!!!

福岡が生んだ、名劇作家

 

つかこうへい(1948-2010)

 

を紹介します(≧▽≦)

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%B8%E3%81%84

 

◆つかは1948年福岡県生まれ。国籍は韓国で本名を金峰雄(キム・ボンウン)といいます。

慶應義塾大学文学部哲学科に在学中にアルバイトで予備校講師を勤めた際、

生徒から依頼を受けて戯曲を書いたことがこの世界に入るきっかけになったそうです。

 

大学在学中からアングラ演劇第二世代の劇作家、演出家として活動を始め、

"つかこうへい以前(第一世代)"、"つかこうへい以後(第三世代)"

と呼ばれる程の一時代を築き、1970年代から1980年代にかけて一大 「つかブーム」を巻き起こしました。

 

彼は在日韓国人の2世で、つかがペンネームを平仮名にしたのも日本語のわからない母親でも読めるように、との配慮がありました。

また漫画家のちばてつやのファンというのも大きかったようです。

 

1994年、初めて行政からの支援を受けた劇団として注目を集めた「北区つかこうへい劇団」を創設。

1996年には大分市と協力をして、大分市つかこうへい劇団(2000年解散)を創設します。

 

つかの演出は独特で、台本を役者に渡し、役者も台本を覚えてくるのですが

台本に書いてあることは4割程度。

 

あとの6割は役者が稽古場で自分で書いたり、芝居の流れの中で頭によぎったセリフを書き加えたりと、その台詞は稽古を重ねるたびに大幅に変わっていきます。

 

それは稽古期間中に限らず、実際の上演期間中にも台詞は変わっていくために

舞台初日と楽日で台詞や演出が大きく違うということも間々あります。

なので、つかファンは初日と楽日の両方のチケットを買ったりするそうです。

 

2010年、肺がんで死去。62歳でした。

 

◆名言

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くだらないプライドやエゴは、

全部捨てて心を裸にしてこそ、


初めてお客さんに、

笑ったり泣いたりして、

もらえるんだ。


自分を取り繕っていたら、

絶対に伝わらないよ。

 

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料理を味わうのではなく、

相手の心を味わう。

 

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二流の奴ほど、

威張りたがる。

 

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人間にとって大切なのは、

何を恥と思うかです。

 

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むかちん