むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記254 ドラムロールが鳴り響く、女性ノーベル賞受賞者たち④ 貧しい人のために献身的に活動した修道女〜マザー・テレサ

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*´∀`*)

 

今日はドラムロールが鳴り響く、女性ノーベル賞受賞者たちの第4弾!!

 

貧しい人のために人生を捧げた修道女

 

マザー・テレサ(1910-1997)

 

を紹介します(〃^∇^)o_彡☆

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B5

 

マザー・テレサこと、アグネス・ゴンジャ・ボヤジュは1910年、現在のマケドニアに誕生します。

父は地元の名士であり、実業家でありましたが、45才で急死します。

両親はカトリックを信仰していましたが、アルバニア人にはイスラム教徒が多く、

マケドニアにはギリシア正教徒が多かったため、非常に珍しい家系でありました。

 

彼女は12歳の時にはインドで修道女として働きたいという望みがあったと言われ、

18才の時にアイルランドでロレト修道女会に入ります。

その時に誓願して、選んだ名前がテレサで、その後終生、シスター・テレサと呼ばれました。

 

1929年から1947年までインドのカルカッタ聖マリア学院で地理と歴史を教えていました。

彼女は上流階級の子女の教育にあたりながら、カルカッタの貧しい人びとの姿をいつも目にしていました。

 

彼女は貧しい人びとのために働くよう啓示を受けたとされ、スラム街に入ろうとしますが、ヴァチカンからなかなか許可がおりませんでした。

 

1948年にようやく許可が降り、修道院を離れて、カルカッタのスラム街へ入っていき、

学校へいけないホームレスの子供たちのために街頭で無料の授業を施します。

 

1950年、テレサは「神の愛の宣教者会」を創立します。

テレサによれば、同会の目的は「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働く」ことです。

 

この活動は1960年代までにインド全域に及ぶようになります。

 

1969年、アメリカ人のマルコム・マッグリッジが撮ったドキュメンタリー映画『すばらしいことを神様のために』(Something Beautiful for God) および同名の書籍によって

テレサの活動はアメリカのみならず、全世界で知られるようになります。

 

1971年、教皇パウロ6世は自らが制定した勲章「ヨハネ23世教皇平和賞」の最初の受章者としてテレサを選び、これを皮切りに多くの賞がテレサに与えられることになります。

 

例えば、ケネディー賞(1971年)、アルベルト・シュバイツアー賞(1975年)、アメリカ合衆国大統領自由勲章(1985年)、アメリカ合衆国名誉市民(1996年)、議会名誉黄金勲章(1997年)、これらにくわえて数多くの大学の名誉学位を受けます。

 

アメリカ合衆国名誉市民としては5人目(存命中はチャーチルに次いで2人目)、またアメリカやその同盟国の政治家・軍人以外としては初めての授与します。

 

特筆すべきは1979年のノーベル平和賞です。

賞金の19万2000ドル全てがカルカッタの貧しい人たちのために使われました。

 

テレサは晩年まで献身的に活動を行いますが

1997年、87歳でその生涯を閉じました。

 

 

◆名言

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あなたも望まれてこの世に生まれてきた大切な人なのですよ

 

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人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい

 

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助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく、助け続けなさい

 

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私たちの行いは大河の一滴にすぎない。でも、何もしなければ、その 一滴も生まれない

 

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人並み以下の人生で生まれてきても天使として死ぬのです

 

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愛の反対は憎しみではなく無関心です

 

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思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

 

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もし本当に愛したいと願うなら、許すことをしらなければなりません

 

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大きなことをできる人たちはたくさんいます。でも、小さなことを大切にしようとする人は、ほんの一握りしかいないのです

 

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小さなことにいつでも誠実であるように努めなさい

 

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私たち全員を進ませているのは、与えること、つまり人々の生活に愛をもたらすことから得られる喜びなのです

 

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読書する時間を持ちなさい親しくなるための時間を持ちなさい働く時間を持ちなさい。それは知識のわき出る泉。それは幸福へつづく道。それは成功の価値施しをする時間を持ちなさい。それは天国へと導く鍵

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むかちん