むかちん歴史日記276 音楽・映画・テレビ、メディアで活躍した偉人たちシリーズ① 独特の語り口でお茶の間を魅了した映画評論家~淀川長治
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は音楽・映画・テレビ、メディアで活躍した偉人たちシリーズの第一弾!!!
独特の語り口でお茶の間を魅了した映画評論家、
淀川長治(1909-1998)
を紹介します(*^▽^*)
https://middle-edge.jp/articles/I0000206
◆「それではまた次回をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」
という独特の語り口で知られ、「サヨナラおじさん」の愛称もあった淀川長治さん。
1909年、兵庫県神戸市の芸者置屋の跡取り息子として誕生します。
親が映画館の株主だったこともあり、幼少期から映画に精通。
旧制中学を卒業後、日本大学の法文学部美学科予科に籍だけ置くが、中退。
1933年に知人を介して、アメリカの映画配給会社、ユナイテッド・アーティスツ(UA)の大阪支社に入社します。
この大阪支社勤務時の1936年、来日したチャールズ・チャップリンとの会談に成功しています。
日米開戦後の1942年に、東宝映画の宣伝部に就職します。
このときにのちに世界的映画監督となる黒澤明と出会い、2人は親友となります。
1945年には、アメリカ映画の配給会社セントラル映画社(CMPE)のレクチャー部に勤務、1947年に映画世界社(1961年、映画の友社と改称)に入社し雑誌『映画の友』の編集に携わり、映画解説者・映画評論家として活動を開始します。
1960年から1963年までNETテレビ(現テレビ朝日)で放映されたララミー牧場の解説者として脚光を浴び、1966年から亡くなるまで、同局の「日曜洋画劇場」の解説者として32年間出演しました。
番組冒頭で「ハイ皆さん、こんばんは」から始まり、
「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」の節回しや
番組末尾の「それでは次週を御期待(お楽しみ)下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ...」は名台詞として知られています。
淀川は亡くなる前日まで日曜洋画劇場の収録を続け、
1998年に89歳で亡くなります。
むかちん