むかちん歴史日記278 音楽・映画・テレビ、メディアで活躍した偉人たちシリーズ③ ひょっこりひょうたん島を生み出した放送作家~井上ひさし
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(*^▽^*)
今日は音楽・映画・テレビ、メディアで活躍した偉人たちシリーズの第三弾!!
ひょっこりひょうたん島を生み出した放送作家
井上ひさし(1934-2010)
を紹介します(≧▽≦)
https://www.shinchosha.co.jp/writer/856/
父は5歳のときに脊髄カリエスで亡くなり、母親に育てられましたが、
生活苦によって仙台にあるカトリック系の孤児院に預けられます。
1953年、孤児院の神父の推薦で上智大学文学部ドイツ語学科に通います。
休学・復学を経て1960年、上智大学を卒業。
放送作家としての活動を開始し、同じく放送作家の山元護久との共作
『ひょっこりひょうたん島』が1964年から5年間放送される国民的人気番組となります。
この『ひょっこりひょうたん島』で海賊トラヒゲの声優として参加していた熊倉一雄が主宰する劇団のために戯曲を書きおろしたことを皮切りに戯曲、小説、随筆と本格的に執筆活動を始めます。
http://hitomiza.com/hyokkorihyoutanjima.html
1983年、劇団こまつ座を立ち上げます。
日本ペンクラブ会長、日本文藝家協会理事、日本劇作家協会理事など様々な要職も歴任。
また、直木三十五賞、読売文学賞、谷崎潤一郎賞などの文学賞の選考委員も数多く務めました。
井上は「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」を創作のモットーとしており、言語感覚に鋭かったことで有名で、国語学者も驚くほど、言葉に関する造詣が深かったそうです。
遅筆で有名であったため、公演の短縮といった問題が発生したこともありましたが、
井上の戯曲は日本で第一級の完成度と評価されており、多くの脚本家、演出家なども賛辞を送っています。
2010年、肺がんによってこの世を去ります。
75歳でした。
◆名言
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人々に何か届けたい、人々とともに生きたい、そういう方向性が無いと入場料を貰えない気がする
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戦争の時だって、反対する人はいました。でも、そのときの空気がそれを認めなかった。私たちは空気で動き、空気が先導した結果だから、誰も責任を取らないんです
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ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞということ
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朝目覚めたときに、今日も頑張ろうと思えることが大切
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難しいことを優しく、優しいことを深く、深いことを面白く、面白いことを真面目に、真面目なことを愉快に、愉快なことはあくまでも愉快に
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むかちん