むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記289 ランチで聞きたい経営者伝④ 世界一の小売業を生み出した経営者~サム・ウォルトン

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日はランチで聞きたい経営者伝の第4弾!!

 

世界一の小売業を生み出した経営者、

 

サム・ウォルトン(1918-1992)

 

を紹介します。

 

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参照元 

https://money-academy.jp/sam-walton/

 

サム・ウォルトンは1918年、アメリカ、オクラホマ州で農場を営む家に生まれます。

 

しかし、農場では利益を上げられないとして、ミズーリ州を転々とすることになります。

転々とする中で、ウォルトンは定期購読誌の販売をするなど

幼いころから経営者としての頭角を現し始めます。

 

ウォルトンは学業成績も優秀でありながら、アスリートとしても優秀で、アメリカン・フットボールクォーターバックとして活躍しました。

 

その後、コロンビアのミズーリ大学に進学し、経済学を学びます。

 

この在学中にバイトをしながら、学費を稼ぎます。

 

卒業後、アイオワ州デモイン市にあるジェイ・シー・ペニー(アメリカのデパート)で働き始め、これがウォルトンが小売業へと足を踏み入れるきっかけとなります。

 

しかし、第二次世界大戦の最中ということもあって、軍隊に入隊します。

 

除隊後の1945年、雑貨屋のフランチャイズ権を購入し、アーカンソー州にチェーン展開を開始します。

 

ウォルトンの店はアーカンソー州でトップの店になります。

 

しかし、このフランチャイズ契約は彼にとって、非常に不利なもので、のちにこの契約は失敗であったと語っています。

 

彼は試行を重ね、薄利多売の小売りモデルを確立していきますがこのフランチャイズに対するしこりは残ったままでした。

 

そのころに大手雑貨チェーン、Kマートが大型のディスカウントストアを出すという新しい小売りスタイルを始めました。

 

ウォルトンはこの波に乗ることを決意、

自身のディスカウントストアを出店し、これがウォルマート1号店となります。

 

1988年にサム・ウォルトンはCEOを退任しますが、1991年には全米一の小売業に成長します。

 

その躍進を支えたのが、独自の流通センターで

店舗のほとんどの商品を発注してから48時間以内に受け取れるようにしたのです。

 

また物流センターを作ったことでライバルのいない小都市にも進出できたのが大きく、

現在のコンビニの戦略でもこれは生かされているといわれています。

 

ウォルトンは1992年に74歳で亡くなります。

 

◆名言

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自分自身を信じることによって、
人は事を成し得る。
これは驚くべきことである。

 

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私がやったことの大半は、
他人の模倣である。

 

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他社から学ぶことこそ、
成功への近道。

 

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私には、
「失敗」という概念などないのだよ。

 

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他の誰よりも自分のビジネスを信じ、
仕事を愛し、最善をつくそう。

そうした情熱は
熱病のように周囲の全員に移っていくだろう。

 

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どこにでもいるような人が集まって、
だれにもできないようなことを
成し遂げたのだ。

 

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真剣に働いているからといって、
いつもしかめっ面をしたり、
難しい顔をしている必要はないのだ。

どんな仕事をする場合でも、
私たちは楽しくやりたいと考えている。

それは「口笛を吹きながら働く」
式の哲学であるが、
この精神でやれば仕事が楽しいだけでなく、
よりよい仕事ができる。

 

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成功を喜び、
失敗の中にユーモアを見出しなさい。

あまり真剣に考えてはいけない。
リラックスしなさい。

そうすればまわりの人すべてが
リラックスするだろう。

楽しみなさい。
いつも熱意を示しなさい。

うまくいかないときには
衣装を着てバカげた歌を歌いなさい。

 

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どこにでもいる普通の人々に、
機会と激励を与え、
やる気をひき起こすことができれば、
可能なことに限界はない。

 

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高望みすること。
これがすべてのカギだ。

 

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むかちん