むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記310 世界の独立指導者をめぐる旅行シリーズ⑤ カストロとともにキューバ独立へ導いた~チェ・ゲバラ

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は世界の独立指導者をめぐる旅行シリーズの第5弾!!

 

カストロらとともにキューバ革命を戦った革命家

 

チェ・ゲバラ(エルネスト・ゲバラ)(1928-1967)

 

を紹介します(*^▽^*)

 

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参照元 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%90%E3%83%A9

 

チェ・ゲバラというのはあだ名で、「チェ」はスペイン語で「やぁ」という意味で、

よく彼があいさつする際に「チェ。エルネスト・ゲバラだ」と言っていたところから、面白がってつけられた呼び名です。

 

ゲバラは1928年にアルゼンチンで誕生します。

ペルー副王の末裔で経済的に恵まれた家庭で育ち、

両親はカトリックの保守的思想が主であるアルゼンチンの中では、比較的リベラルな思想の持主でした。

 

未熟児として誕生し、重度の喘息持ちで、その喘息は生涯彼を苦しめ続けました。

 

ブエノスアイレス大学で医学を学び、その在学中にバイクで南米を放浪して視野を広げたことと、マルクス主義に共感したことが、その後の彼の思想に大きな影響を与え、

 

1953年、大学卒業後にボリビア革命後のボリビアを旅行した際に、それまで虐げられてきたインディオが解放されて、かつてないほどの自由な空気が漂っていることに、ゲバラは衝撃を受けます。

 

そしてグアテマラで医師を続ける最中、祖国ペルーを追われ、

グアテマラに亡命していた女性活動家のイルダ・カデアと出会い、急速に社会主義へとのめりこんでいきます。

 

しかし、グアテマラグアテマラ革命とよばれるほど、急速に、それまでの独裁政権での腐敗やインディオ復権のための改革を進めいていたアルベンス政権が

 

アメリカの支援を受けたアルマスに倒されると、

武力による革命を本気で考えたゲバラへの暗殺令が出されたため、

 

カデアとともに怒りを抱いてメキシコへ亡命します。

このとき、メキシコで出会ったのがカストロで、カストロキューババティスタ独裁政権打倒の志に共感して、

 

共に戦っていくことを決意します。

 

当初は軍医としてキューバ革命に参加しますが、次第にリーダーシップを発揮し、

カストロに次ぐ、ナンバー2の地位となります。

 

1959年、キューバ独裁政権を指揮していたバティスタドミニカ共和国へ亡命し、カストロハバナへ入城、キューバ革命が成就するのです。

 

同年、ゲバラは通称使節団を引き連れて、日本を訪れており、当時の池田勇人通産相と会談を行っています。

 

このとき、ゲバラは広島を訪れたといわれ、原爆投下の資料などを見て、

アメリカにこんな目に遭わされておきながら、あなたたちはなおアメリカの言いなりになるのか」と案内人に語ったといわれています。

 

その後、ゲバラからキューバ国内でこの原爆投下の事実を伝えられ、キューバの教育で教えられるようになったそうです。

 

その後、国際的革命家としてコンゴ動乱に参加、

そしてボリビアへ移ったものの、ボリビア大統領令で拘束され、銃殺刑に処せられます。

 

享年39歳。

 

◆名言

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蓄財できるすべての黄金よりも、はるかに決定的でいつまでも続くのは、人民たちの感謝の念なのである

 

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勝利に向かって限りない前進を。祖国か死か。かぎりない革命的情熱を込めて

 

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大きな仕事をおこなうには、なにごとであれ情熱が必要だ。革命には、多くの情熱と大胆さが求められる

 

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人は毎日八時間かそれ以上、商品として機能する。つまり比喩的に言うと、個人としては死んでいる

 

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人は毎日髪を整えるが、どうして心は整えないのか

 

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これからは良い事をされたら100倍にして返せ!その代わり嫌な事をされたら100分の1にして返せ

 

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未来のために今を耐えるのではなく、未来のために今を楽しく生きるのだ

 

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人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドしかない。人間を磨くにも人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ

 

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むかちん