むかちん歴史日記344 お笑い・映画・ドラマで活躍した名優たち④ 独特の声と存在感でお茶の間を魅了した女優~市原悦子
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日はお笑い・映画・ドラマで活躍した名優たちの第4弾!!
独特の声と女優としての圧倒的な存在感でお茶の間を魅了した
市原悦子さん(1936-2019)
を紹介します(*^▽^*)
※以下敬称略
https://www.news-postseven.com/archives/20190118_848950.html
◆市原悦子は1936年、千葉で誕生。
高校時代には演劇部に所属し、県大会に出場して、個人演技賞を獲得しました。
高校卒業後は早稲田大学第二文学部演劇専修に入学し、大学卒業後は銀行員であった父親の勧めで富士銀行の就職が決まっていましたが、演劇への思いが断ちがたく、俳優座養成所に6期生として入所します。
1957年、俳優座に入団、同年に雑誌『新劇』の新人推賞を受賞します。
私生活では1961年に俳優座養成所の同期で、その後演出家の道へと進んだ塩見哲と結婚。おしどり夫婦として知られるようになりますが、2度の流産により子宝には恵まれませんでした。
1971年10月に塩見とともに俳優座を退団し、1972年に番衆プロを設立します。
1975年にスタートしたアニメ『日本昔ばなし』では常田富士男と市原の2人のみで長年、声を演じ、お茶の間で親しまれてきました。
1983年から人気シリーズとなる『家政婦は見た』の放映が開始され、四半世紀以上にわたって、主演を演じ続ける人気シリーズへと成長しました。
ちなみに余談にはなりますが、市原自身は家政婦は雇ったことはないそうです。
http://www.bookoffonline.co.jp/old/0016281693
1990年、映画『黒い雨』の演技で第13回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞します。
2011年以降は東日本大震災による福島原発事故を受けて、原発ゼロ運動にも積極的に参画するようになります。
2014年、夫の塩見と死別、かなり落胆していたそうで、
2017年には自身が自己免疫性脊髄炎を発症します。
彼女は同じように闘病していた樹木希林に影響を受けて、自身の自宅で療養をおこないますが、
2019年、心不全のため亡くなります。82歳でした。
むかちん