むかちん歴史日記348 旅行でみかける歴史的建造物にまつわる人のヒストリー日本編③ 明治神宮で祀られている現人神~明治天皇
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は旅行でみかける歴史的建造物にまつわる人のヒストリー日本編の第三弾!!
東京の巨大な神宮に祀られている、尊王攘夷の象徴、
明治天皇(1852-1912)
を紹介します(*^▽^*)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%A4%A9%E7%9A%87
◆明治天皇(睦仁)は1852年、孝明天皇の第二皇子として京都で誕生します。
1867年、孝明天皇が崩御したことにより、14歳で天皇となっている。
当時は幕末の動乱で混乱を極め、
幕府と討幕派による朝廷も含めた駆け引きが行われ、
徳川慶喜が討幕の大義名分を消すために先んじて1867年に大政奉還、
これにより翌年には討幕派が王政復古の大号令を出します。
江戸城を東京城に改称して、1869年から崩御するまで東京で暮らしました。
1871年には廃藩置県を断行、中央集権体制を確立していきます。
明治新政府は天皇を近代国家の主体的君主として育成するために様々な改革を行います。
明治天皇は非常に頭脳明晰なタイプだったらしく
「記憶力が抜群で、書類には必ず目を通したあと朱筆で疑問点を書きいれ、
内容を全て暗記して次の書類と相違があると必ず注意し、
よく前言との相違で叱責された伊藤博文は『ごまかしが効かない』と困っていた」
という話もあるそうです、
またそれまでほとんどなかった天皇が外国の要人と直接会うというのも
明治天皇からは頻繁に行われるようになり、
例えば1869年英国女王ヴィクトリアの息子、アルフレートが英国の王族としては初めて日本を訪問。
1879年にはグラント元アメリカ大統領が大統領経験者としては初めて日本を来訪しました。
1889年、大日本帝国憲法の公布。
日本史上初めて天皇大権を記載し、立憲君主制国家の礎となります。
日本が初めて直面した外国との近代戦争である日清戦争、日露戦争においては、
また欧米列強と同じように植民地を拡張していく政策を取りました。
そして1911年には開国当初から懸案だった、列強との不平等条約を改正します。
1912年、持病の糖尿病が悪化したことによる尿毒症で崩御。
満59歳でした。
この初の君主の崩御であったため、大葬を行うのですが、
その死に関する法律は何もなかったため、記念するための行事が計画され、
天皇自身は京都に葬られますが、東京でも何か作りたいとのことで、
明治天皇と昭憲皇太后が祀られており、1915年、明治神宮の創建が公表されました。