むかちん歴史日記381 歴史上有名な反乱指導者たち① 奴隷を率いて戦った~スパルタクス
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は歴史上有名な反乱指導者たちシリーズの第一弾!!!
古代ローマの時代に奴隷を率いて反乱を指導した
スパルタクス(生年不詳ー紀元前71年)
を紹介します(*^▽^*)
参照元 https://www.sekainorekisi.com/my_keywords/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B9/
遊牧種族出身でローマの剣闘士であったスパルタクス
◆1世紀の歴史家、プルタルコスによれば、スパルタクスはトラキア(バルカン半島南東部)の遊牧種族で、勇気と力だけでなく、知恵があり、温和であったと伝えられています。
その他、歴史家の著述などによると、スパルタクスはトラキアに生まれ、ローマ軍の兵士となりますが、捕虜となり、剣闘士として売られたとされています。
ローマの奴隷となったスパルタクスは南イタリアの剣闘士養成所に所属していたようですが、彼の戦歴について記された史料は何も残ってはいません。
◆紀元前73年、約200人の剣闘士が脱走を計画しますが、この計画は露見してしまい
このうち70人が脱走、武器を奪って武装化して山に籠城します。
このときの指導者がスパルタクスと言われ、近隣の奴隷もこの反乱軍に加わり、その規模はどんどん拡大していきました。
ローマの元老院などから送られてくる軍をスパルタクスは相次いで撃退し、数万人にも膨れ上がった反乱軍は南イタリアのいくつかの都市を略奪、占領していきました。
一度はこのクラッススの軍を撃破するものの、スパルタクスの軍はどんどん追い込まれていき、さらにポンペイウスの軍が新たに元老院から送られることが決まると、さらに追い込まれていきます。
スパルタクスはあらゆることに絶望しますが、
クラッススの軍隊と正面から戦うことを決意し、歩兵としてクラッススの下へ向かいますが、多くのローマ兵に取り囲まれて、最期を迎えます。
『スパルタクスの最期』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B9
敵に取り囲まれて、矢で突かれてケガをしていようが、戦い続けたとされ、その勇猛な姿が非常に評価されています。
しかし、彼の死体を発見することはできなかったそうです。
これ以降、古代ローマで大規模な反乱がおきることはなかったそうです。
むかちん