むかちん歴史日記400 母の日:歴史上の強い母たち⑤ 日本のお母さん女優〜森光子
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧∀≦)
今日は母の日:歴史上の強い母たちシリーズの第5弾!!!
日本の国民的お母さん女優
森光子(1920-2012)
を紹介します(*´∀`*)
参照元
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/183792
◆森光子は1920年に京都で誕生します。
母は京都の芸妓で、父は紡績会社の御曹司ででしたが、家族の反対により結婚は叶わず、母の私生児として育てられます。
しかし、13才の時に両親共に肺結核で亡くなります。
松竹少女歌劇に憧れますが、それは叶わず、従兄のプロダクションに所属して子役などを務めますが、程なく、そのプロダクションも閉鎖します。
1939年、映画法の制定により、映画出演が制限されたことで、森は1941年、21才で歌手を目指して陸軍の満州慰問団に参加します。
この頃に映画で見た杉村春子の演技を見て感銘を受け、杉村を心の師匠と位置付けて、いつか近づきたいと思うようになりました。
戦後はラジオ出演などで活躍します。
1958年に東宝の菊田一夫に見初められ、大阪で絶大な人気を誇ったもりが東京へ進出することになります。
1961年、菊田が『放浪記』の脚本を執筆。
生涯で通算2017回出演する森の主演代表作になります。
その後、多くのテレビドラマに出演し、山岡久乃、京塚昌子と並んで、「日本のお母さん」女優と言われるほどの活躍を見せます。
2009年には『放浪記』が上演2000回を超え、国民栄誉賞を授与されます。
俳優で生前に授与されたのは初めての出来事でした。
2012年、肺炎による心不全で亡くなります。
92才でした。