むかちんの歴史日記

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むかちん歴史日記417 改革・革命で影響を与えた人々② 享保の改革で有名な江戸幕府8代将軍にして暴れん坊将軍~徳川吉宗

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は改革・革命で影響を与えた人々シリーズの第二弾!!!

 

享保の改革で有名な江戸幕府8代将軍、

そしてお茶の間では「暴れん坊将軍」として有名な

 

徳川吉宗(1684-1751)

 

を紹介します(*^▽^*)

 

Tokugawa Yoshimune.jpg

参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%90%89%E5%AE%97

 

徳川吉宗は1684年に、徳川御三家紀州藩2代藩主・徳川光貞の四男として誕生します。

 

1697年、吉宗は14歳で当時の5代将軍徳川綱吉から越前国丹生郡3万石を賜り、葛野藩主となります。

 

1705年、紀州藩藩主であった長兄、綱教が他界したため、三兄の頼職が藩主となりますが、同年、父の光貞、そして頼職自身も亡くなるので、吉宗が22歳で紀州徳川家を相続し、藩主となります。

 

1710年に紀州入りした吉宗は藩政改革に着手し、財政再建に当たります。

10年6か月紀州藩主として辣腕を振るい、藩財政の再建に注力しました。

 

1716年、第7代将軍の徳川家継が8歳で早世し、徳川家康系の血筋が途絶えると、御三家筆頭の尾張家を抑えて、吉宗が第8代将軍に就任します。

 

吉宗は将軍になると、6代将軍家宣の頃から側用人であった間鍋詮房や新井白石を罷免しますが、新たに御側御用取次という側用人に近い役職を設置して、事実上の側用人政治は継続させます。

 

水野忠之を老中に任命して、悪化した幕府財政の建て直しを図り、幕府財政収入の安定化、新田開発、官僚制度改革、司法制度改革などに着手し、吉宗のこれらの一連の改革は享保の改革と呼ばれ、江戸三大改革の一つでされています。

 

こうした改革は幕府の財政再建には寄与した一方で、増税政策によって農民の生活は窮乏し、百姓一揆の頻発を招きます。

 

1745年、将軍職を長男の家重に譲りますが、家重は言語不明瞭で政務が行える状態ではなかったため、吉宗は大御所として死ぬまで、実権を握り続けます。

 

1746年、中風を患って、右半身麻痺と言語障害の後遺症が残ります。

吉宗はリハビリに励み、江戸城の西の丸から本丸まで歩けるほどに回復します。

 

1751年、再発性脳卒中により68歳で亡くなります。

 

むかちん