むかちん歴史日記422 お笑い・感動を与えたくれた心に残る漫画家たち② スヌーピーの生みの親~チャールズ・モンロー・シュルツ
新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)
今日は、お笑い・感動を与えたくれた心に残る漫画家たちシリーズの第二弾!!!
チャールズ・モンロー・シュルツ(1922-2000)
を紹介します😃
参照元 https://www.purposejapan.com/america/tours/PTC-28030.html
◆チャールズ・モンロー・シュルツは1922年にアメリカのミネソタ州で誕生します。
シュルツの家庭は貧しいドイツ系移民の父が理髪店を営んでおり、父が新聞の漫画を夢中で読んでいたことがシュルツに大きな影響を与えます。
シュルツは絵の才能に恵まれ、教師から褒められたこともその後に影響しました。
また内気な性格ではありましたが、勉強はよくできて、小学校を2学年飛び級しました。
このころ、年上で体格も大きいクラスメイトから仲間外れにされた経験が、その後、チャーリー・ブラウンを生み出すきっかけとなったとシュルツはのちに語っています。
シュルツが13歳のときに飼った雑種の犬「スパイク」がある程度人間の言葉を理解しているのではないかという行動を取ったり、かみそりを食べるという変な行動を起こす犬で、これがのちのスヌーピーの原型になります。
高校卒業後、シュルツは雑誌へ漫画を投稿し続けますが、なかなかうまくはいかず、1943年に母が癌で亡くなって、失意のままアメリカ軍へ入隊します。
1945年に軍を去ったあとは、アート・インストラクション・スクールに就職します。
そこの同僚に「チャーリー・ブラウン」という名前の人がいて、これがのちの『ピーナッツ』の主人公の名前になります。
1947年にシュルツの地元の新聞に『ピーナッツ』の原型となった『リル・フォークス』が掲載されます。
そして漫画配給大手のユナイテッド・フィーチャー・シンジケーツ(現ユナイテッド・メディア)への投稿がきっかけで、
1950年10月2日から『ピーナッツ』(Peanutsは「困った人たち」という意味)の連載が全米8紙で始まります。
参照元 http://www.team-lens.com/heartstrings/2013/img_06/2013_0619-photo12.jpg
『ピーナッツ』の人気は次第に高まり、キャラクター使用やテレビアニメ放映などが始まります。
1968年には、スヌーピーがアメリカ航空宇宙局の有人飛行計画のマスコットとなり、
1969年スヌーピー(のぬいぐるみ)はアポロ10号に乗って月に向かって飛び立ち、
ますます人気が高まりました。
1984年、スヌーピーの掲載紙は2000誌に到達し、ギネスブック認定されます。
1986年には漫画家の殿堂入りを果たします。
1999年、結腸癌を宣告されたシュルツは引退を宣言し、2000年に他界します。
77歳でした。
むかちん