むかちんの歴史日記

歴史大好き男による歴史のあるあるやトリビアを綴る日記★

むかちん歴史日記426 世界史上で父と呼ばれた男たち① 歴史の父~ヘロドトス

新宿から歴史を発信!!!むかちんです(≧▽≦)

 

今日は世界史上で父と呼ばれた男たちシリーズの第一弾✨

 

歴史の父と言われる古代ギリシアの歴史家

 

ヘロドトス(生没年不詳)

 

を紹介します(*^▽^*)

 

参照元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%88%E3%82%B9

 

ヘロドトスはその知名度に反して、彼の生涯についての資料は少なく、古くは10世紀ごろに成立したビザンツ帝国のスーダ辞典に記載されているそうです。

 

それによると、彼は小アジア南部、現在のトルコのあたりの出身で、彼の住むハルカルナッソスという都市は、ギリシアの植民市だったようです。

従い、「ヘロドトス」という名前もギリシア語です。

 

彼の出身家は名門で、詩人が身内にいることも彼の生まれ育った環境が知的、文化的に恵まれていたことがよくわかります。

 

彼の故郷は女傑として名高いアルテミシア1世の統治下にあり、ヘロドトスは彼女に対して尊敬の念を抱いていたようですが、彼女の息子、または孫で土地の僭主となったリュグダミスが支配するようになると、ヘロドトスは反対する政争に加わります。

しかし、ヘロドトスは故国を追われることとなり、ギリシアのサモスで亡命生活を送ります。

 

ヘロドトスはサモスを去って以降、各地を旅して、その知見をまとめた『歴史』を著し、それは現在も失われることなく伝わりました。

そしてこの『歴史』は現存する歴史書の中で最古のものとされています。

 

この『歴史』はペルシア戦争を主題にしているものです。

 

但し、ヘロドトスとしてはいわゆる「歴史」という意図で書いているわけではなく

同時代的に発生していることを聴取し、記述しているので歴史書という意味合いは本人にとってはなかったと考えられます。

 

そして彼を「歴史家」と位置付けたのは彼の没後100年あまり経過したあとで、ギリシアで詩とは異なる歴史というジャンルが確立されたころでした。

前4世紀に生きたアリストテレスも彼を「歴史家」と分類しました。

 

そしてローマのキケロヘロドトスを「歴史学の父」と表現しました。

 

内容的にまとまりがない部分や子供向けに書いたのでは?と思われる部分などもあるようですが、歴史学の礎を築いた人物として現在も語り継がれています。

 

むかちん